【キノコ伝説】PvPの技能遅延が実装されたら考慮したいこと
概要
大陸版でPvPの技能遅延が実装された。
近い将来日本版にも実装されることだろう。
実装されるとこんな感じの設定になる。
これはオートで反映されるものであり、自分で設定を変更することはできない。
職業技能:遅延0
技能1:遅延0.5秒
技能2:遅延1.0秒
技能3:遅延1.5秒
技能4:遅延2.0秒
技能5:遅延2.5秒
必ず抑えておきたい仕様として、
目眩失神にて技能の発動を阻害した場合、眩暈の効果時間が終了した時点で遅延設定を過ぎた技能が一斉に発動される。
(添付動画の右側の挙動)
技能1に目眩失神を編成した場合は相手の技能3~5が同時に発動する。
影響を受ける技能
稲妻奇襲
今までは開幕の技能を全て無効化することができた。
これからは最速でも0.5秒後にしか発動できないため、職業技能を躱すことができなくなる。
覚醒後の職業技能は9182%ダメージとなるため結構痛い。
一方で、技能5の遅延が2.5秒なので特になんの影響もなければ編成技能を全て無効化することが可能。
眩暈やダウン・打上げなどで技能発動を阻害した場合は効果時間が足りなくなるパターンも有り得そう。
今後、採用する場合は調整が必要になってくるかもしれない。
武装解除
おそらく一番影響を受ける技能。
射手職を完封するために使われてきた技能だが、編成次第で武装解除の効果時間を避けられるようになった。
いままでは全ての技能が開幕で発動する関係上、全てのバフを受けた状態で攻撃が出来るのは0.5秒だけだった。
技能に遅延設定が生まれたことで武装解除の順番をずらせば、全てのバフを受けた状態で攻撃できる時間が2秒まで伸びる。
つまり、デバフ時間-50%相当の恩恵を受けることになる。
これを回避するには相手の疾駆菌茸に合わせて武装解除を編成する必要があるが、相手が開幕で使うのか、それとも最後に使用するのかがわからない以上かなりの択ゲーになってしまう。
目眩失神
今まではほとんど編成することがなかった技能だが、編成必須レベルの技能に変わる。
主な使い道としては、職業技能と編成技能のタイミングをずらすこと。
職業技能はそれぞれの職業に対応したダメージを一定時間増加させる効果があり、他の火力系バフと組み合わせることで一気に大ダメージを狙うことが出来る。職業技能との組み合わせを妨害すれば被ダメを軽減することが出来る。
また、効果時間をずらすことができれば、武装解除との同時編成も可能になる。
目眩失神で目標の技能発動を阻害すれば、武装解除の発動と目標のバフ系技能の発動のタイミングを合わせることが可能。
考察
遅延実装前
現在使っているPvP用の編成はこんな感じ。
戦力32,000kで安定して宝石帯に留まることが出来るレベル。
稲妻奇襲で敵の技能を防いで、武装解除で分身を守り、分身・疾駆・煙幕で出来るだけ火力を出す戦法。
遅延対応
こちらは大陸版で実際に遅延が実装された環境で使っているPvP用編成
サーバー開始23日目なのでUR技能・UR仲間は未取得
目眩失神で敵を止め、反則攻撃で技能ダメージを軽減、効果終了後に武装解除発動→煙幕弾・疾駆菌茸で火力を出していくスタイル。
URを一切採用しないならこの編成が基本になると思う。
で、考慮しなくてはならないのは分身攻撃と稲妻奇襲をどうやって編成するのか。
それぞれの役割は以下
【分身攻撃】
最強の火力バフとして採用。
分身の生存時間を伸ばすことが勝ちに直結する。
→分身に技能ダメージを受けさせたくない。
【稲妻失神】
最強の耐久バフとして採用。
無敵時間を使って相手の技能を無力化する。
技能と発動タイミングを合わせるとダメージを大幅に軽減出来る。
→できる限り多くの技能を無効化したい。
編成案
編成案1
シンプルに今までの編成を組み替えただけ。
開幕で稲妻を使って、目眩失神をあえて採用しないことで稲妻奇襲の効果時間中に全ての技能を吐かせる&分身を保護する。
懸念点があるとすれば、開幕でダウンや打上げが発動した場合、意図せず敵の技能発動が遅れて、逆にダメージを多く受けてしまいそう。
あとは目眩失神を採用していないので2秒分多く相手に攻撃を許してしまう点も気になるところ。
当然相手もダウンや打上げを積んでいるため、武装解除発動までの1.5秒間、相手に自由に攻撃させるのはいかがなものか。
編成案2
大陸版でのUR無し編成をそのまま引き継いだ形
編成案1との違いは、分身OUT→目眩失神IN
ダウン盛りの射手は相手よりも先に技能を吐ききってしまう、つまり分身が技能ダメージを全て受ける→分身が即死するかも
ということであえて分身を抜いた形。
全体的に違和感は少なめ。
開幕でダウンが発動してもなんとかなりそうではある。
分身が即死するならこれが最善であると思うが、分身が生き残った場合の恩恵がでかすぎるため実際の使用感がどうなるかは不明。
分身を抜いたことによる火力低下がどこまで影響するか。
編成案3
逆張り編成案
ダウンで相手の技能発動を封じて速攻で決めに行く。
開幕の目眩失神で相手の行動阻害を封じて、分身・疾駆で攻撃速度を全力で上げる。ダウンを出しまくればずっとこっちのターン。
開幕の目眩失神は技能3~5を止めるため、相手が技能1・技能2に妨害系の技能を編成していない場合には刺さりそう。(編成案1のようなタイプ)
ダウン無視を盛られたり、ダウンが全然出なかったパターンはほぼ負けだが、メタゲーム的にはなかなか良い線行っていると思う。
その他の職業
剣士職と法師職は開幕の技能がそこまで重要じゃないと思うので影響は少なそう。どちらの職業もまともに使ったことがないので完全に予想だが、こんな感じの編成で良いと思う。
【剣士】
稲妻失神で技能を無効化、ステで耐えて技能は火力盛り盛りでなんとかする。
【法師】
職業パッシブで武装解除の効果時間を延長、血月・無常で詩と往くの効果を発動、稲妻失神とタロットを発動しまくる。
まとめ
対人戦の技能遅延は、プログラム的にはかなり単純な調整であるが、対人戦がかなり奥深くなる調整だとおもう。
同等の戦力・職業であっても編成次第で勝敗が決まるようになった。
いわゆる最善編成というのは存在せず、特定の編成にすれば特定のビルドに負けることが起こり得る。
実際の敵の編成をよく見ておき、流行りの編成に勝てるように工夫する必要が出てくる。
ただし、対人戦で最も大事なのは編成よりも戦力。
戦力5000k以上離れている格上に勝てるようになるものでもないので、工夫して少しでも勝てるようになるのは越域順位戦だけだと言うことは念頭に置いておきたい。
技能一覧はwikiにて確認してください。