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「一つあるものは二つある」という話

割引あり

「一つあるものは二つある」という話
"two than one"

携帯を二つもっています。

正しくは、iPhone 8とKYF39をもっています。

よけい分からないので、ていねいに書くと、携帯電話の無線通信サービスである、

・株式会社NTTドコモ-1回線
・KDDI株式会社(au)-1回線

の2回線を契約しています。

他にも、iPhone SE(初代)や、iPhone 4S(文鎮3本)もあります。

どうして2回線かというと、怖いから。

私は運の悪さというのが諸星あたる並であり、石を投げたら必ずあたるぐらいです。

おまけにパウリ効果という物理学の古典ジョークそのままに、近づくと機会(原文ママ)が壊れます。

車で移動すると事故で渋滞しますし、電車でも事故で遅延します。プロジェクタは壊れ、音声アンプも沈黙します。

講演するとしても、前日に現地入りして泊まっておかないと、到着しません。

地震や雷など天災があれば、面堂終太郎よろしくエレベータに一人閉じ込められます。

非常電源が入るまでの数分間はとても長いです。

最悪を予測していると、どうしても予備が必要になります。そうした人たちは私が近づいても何の問題もありません。

逆に、私が行くと繁盛します。

不用意な店にはいると、すぐに解(ほつ)れてしまいます。今まで何も気づかなかった危険を知ることになります。

問題は目に見える単純な課題であり、今まで何も気づかなかった危険を察知する能力が私にはあります。

嘘です。ありません。

たまたま、そうなるだけのことです。ともかく、やっかいなことですが、試金石にはなります。

何かプロジェクトを始める前に私がかかわると、まずそうした気づかないことが表面にでてきます。

一説には疫病神ともいわれますが、どうやら違うようです。

浄化作用が強いので、"にじむ"ようです。毒に銀食器が反応するように。

当たり前ですが、私が起因したのなら、どうすべきかすぐに解ります。

プロジェクタが壊れたら予備に交換すればいいだけのことです。

それは機会でも同じことです。

*****

まともな人間であれば外見を整えるものです。

融資を受ける話が一番具体的にイメージできるかもしれません。

変な人に貸す訳にはゆきませんから、しっかりした身なりの人に貸します。

お金はないにしても、服を繕うことはできます。

逆に、IT系のベンチャー企業なら、ボサボサ頭で穴あきジーンズで行かないと融資を受けることができません。(まともな税理士なら、そう忠告するものです。)

英国の劇作家オスカー・ワイルドも言っています。「見た目で判断しないのは、浅はかな人間だ」と。

さて、出典の作品『ドリアン・グレイの肖像』には続きの言葉があります。引用してみましょう。

”It is only shallow people who do not judge by appearances. The true mystery of the world is the visible, not the invisible....”
Oscar Wilde
“The Picture of Dorian Gray”

「見た目で判断しないのは、浅はかな人間だ。世にある真の不可思議は目に見えるものであって、目に見えないものではない」
——オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』

機会というものは、日ごろから整えておくと、自然に訪れるものです。

そのためには危機管理として、予備が必要という訳です。

*****

本当の理由は、無くしたときに、もう一つからかけるために決まっています。


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