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「献体」という話

「献体」という話

#献体 の登録をして、白菊会(しらぎくかい)の会員になりました。

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ようこそ。門松一里です。静かに書いています。

いつもは、
「あまり一生懸命になるな」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n081dd28c9a6c
とか、
「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n416e39d84b94
を書いていますが、本当はノワール作家です。

という話(ik)-2

という話(ik)を連載しています。

こちらは調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。

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献体とは、医学・歯学の大学における解剖学の教育・研究に役立たせるため、自分の遺体を無条件・無報酬で提供することをいいます。
「自分の死後、遺体を医学・歯学の教育と研究のために役立てたい」とこころざした人が、生前から献体したい大学またはこれに関連した団体に名前を登録しておき(「献体登録をするには」参照)、亡くなられた時、遺族あるいは関係者がその遺志にしたがって遺体を大学に提供することによって、はじめて献体が実行されることになります。

cf.
http://www.kentai.or.jp/what/01whatskentai.html

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私は大阪なので、大阪狭山市にある近畿大学白菊会に登録しました。
cf.
https://www.med.kindai.ac.jp/shiragiku/

篤志献体登録制度に登録するのは簡単です。

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・電話する。
・申込書と同意書に記入して返送する。※郵送料が必要。
cf.
https://www.med.kindai.ac.jp/shiragiku/#howto

これだけです。

ただし、肉親全員の同意が必要です。

どうして献体しようかと思ったかですが、
社会事業や福祉に積極的に協力するという志の厚い篤志(とくし)という人物になろう
と考えたからです。

嘘です。

昭和でいうところの家を継がない放蕩息子だからです。

先日、遺産も放棄しましたし。

だって、親戚付き合いとかしたくありませんもの。

何かあっても助けてもらおうとは思いませんし、こちらが本家だからと言って助けられる訳はありません。

できるのは金を貸すくらいでしょうけれど、どうせそうしたことは面倒事になりますから。

献体すると、篤志(立派な人)になりますから、火葬も納骨もぜーーーんぶ無料でやってくれます。

葬式代を残さなくていい訳です。

献体できなくても、臓器提供とかもあります。

角膜とか十分、次の人でも使えますよ。燃やすなんてもったいないです。

遺体を傷つけないという趣(おもむき)もありますが、歪んだ儒教(けっこう根に持っている)の影響でしょう。

どうせ焼くなら、困っている人にあげればいいのにと思うのです。

まま、家族から疎まれて献体するとしても、誰かのためになればいいとは思うんですけれどね。

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