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「少し未来」という話

「少し未来」という話

ChatGPT ですか?

仕事がなくなる?

平和を祈りつつ、少し考えてみましょう。

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ようこそ。門松一里です。静かに書いています。

という話は、調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。

※本当はノワール作家です。

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仕事はなくなりませんよ。

知的専門スキルが高まり、汎用スキルとの差が広がるだけです。

仕事よりも、知の分断が修復できないレベルに広がる可能性があります。

こちらのほうが本当の脅威です。

コンピュータが普及していなかった時代は、お茶汲みの人やコピーだけをする人がいました。今はみんながそうした雑用をしています。

電話もない時代、手紙を書くことが重要でした。それが今でも手書きの手紙が「心がこもっている」と錯覚する理由です。

コンビニのプリンタから、ADF(自動原稿給紙装置)が消えました。今は一枚一枚スキャンする必要があります。

ADFを使う専門性が(あるとは言えないがいちおう)高い仕事をする人はすでに持っているからです。

一度普及してしまうと低レベルになったとしても、FAXのように残ってしまいます。

オフィスオートメーション(OA)を導入したら、予想に反して紙がなくなるどころか、紙だらけになってしまいました。

ヒトは賢いので、コンピュータに慣れてしまいました。#blackjoke

ヒトという生物は、基本的に何も考えていません。ただ、目の前の事象を選択しているだけです。

「考える」=「思考する」ことは、高度な教育と毎日の訓練なしに成熟しないからです。

たとえば、昔の知識人は広辞苑を一通り読んでいました。

スマートフォンが普及する前は、電話番号をすべて記憶していました。

そうでないと、仕事にならなかったのです。
(ホステスなら、顧客の個人情報を書いた手帳を盗まれて客を獲られるからです。)

それが誰でも簡単に仕事できるようになり、小人が知を悪用するようになりました。

今後そうした悪用が増えます。

そうして法が整備され罪人が捕まり、誰もが安全に使えるようになります。※また繰り返し

今回の場合、ヒト個人ではなく「外部脳」というべきものが加わり「思考する」ことになります。

今でも高度な教育には時間と費用が経かります。

今後は特権階級だけが「思考する」ことにならないよう、気をつける必要があります。

安心してください。犯罪も戦争も決してなくなりません。#blackjoke

犯罪がゲームに、戦争がスポーツになったように、「思考する」ことが非常に高価な娯楽になります。

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静かに書いています。

「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話や、解説・小説・シナリオ・レファレンスのマガジンです。

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