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ビジョンがあれば災いの中のささいな「福」も気づきやすい、か(フリーランス2年目の抱負)

2023年は、前厄・本厄・後厄と3年続く、最後の厄年になった。

私にとって「厄年」という概念は「心持ち」とニアイコールだ。

なにか悪いことが起きたとき、「ああ、厄払いに行かなかったから、こんなに悪いことが起きたんだ」とマイナスに捉えないために厄払いに行く。

逆を言うと、厄払いに行っておけば「厄払いに行ったからこの程度で済んだ」と少しでもプラスに思える気がしている。

なので、前厄・本厄の2年間はしっかり厄払いをした。
プラスの心持ちを1万円弱で買えたと思うと、まあ悪いことではないだろうと言い聞かせている。

実際に厄年らしいことが起きたか、と言うと、ちゃんと起きた。

習慣を変えるには「家・仕事・人間関係」を変える必要がある、と聞いたことがあるが、これら全てが2年で変わった。

強制的に引っ越し、強制的にフリーランスになり、出産により家族が1人増えたのだ。

夫の転勤により、引っ越しと代謝が余儀なくされたことは、前厄・本厄の年にふさわしい災難だったと言っていいだろう。


でも、それぞれ夫の転勤という名の災難がなければ経験できなかったこと。いつかフリーになりたかったし、引越し先は非常に子育てがしやすい。

フリーにならざるを得なかったが、それを後悔しないように動くこともできた。結果、会社員だったころより楽しく仕事に向き合えているし、ありがたいことに少しずつ成果もついてきている。

「なにかが起きても、結局心持ち次第じゃない?」「災い転じて福となす、という言葉があるくらいだし!」「昔から選択するならきつい方を選んできたじゃない!」なんて私のなかのリトルいちのせは語る。

単純な私で良かった。厄払いにかけた約2万円を肯定するために言い聞かせているのかもしれないが、それだったら狙い通り。

さて、後厄の今年、どんな災難が起きるのだろうか。それをどう福に変えていこうか。そしてその災難はできるだけ、人命に関わらないことを望む。

ビジョンを見失わなければ、災いも福となせるのでは

毎年、漢字1字で今年のテーマを設けている。

2021年は「健」。
2022年は「広」。

「出産後いろんなことを整えたい」と思って「整」に、「視野と選択を広げたい」と思って「広」に決めた。

「整」の年に転勤が決まり、全然整えられず乱れっぱなし。広げるための布石だけなんとか打った年だった。
「広」の年は、手当たりしだいにいろんなことをやって、新しいビジョンを持つことができるまでになった。

今年のテーマは「近」だ。
広がったビジョンに近づく年になりますように。

その上で、「インプット」と「経験」と「妊活」に重きをおくことにする。

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①インプット
 SaaS・英語・趣味のジン・ライター力、かな
②経験
 人に会う、やったことないことをする、継続する
③妊活
 2人目を生みやすいタイミングなんてないことに気づいた
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ビジョンに向かうべく、今年はこの3点に注力しよう。広げた分、今年は丁寧に。何か災いが起きても、ビジョンに迷いがなければ福となしやすい気がする。

さて、来年の私はこのnoteをどう思うか。来年の私が今の私に感謝してくれるような1年にしよう。

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