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暁月のフィナーレ②



【6.0のネタバレがっつり含んでるので、自己防衛したい方はここらで引き返してくださいね⚠️ 】


・引き続きつらつらと、書いてくよー。

〇キャラクター②
・ヘルメス
このキャラ賛否両論あるみたいだけど、個人的には好き。古代での命の価値に対する懐疑心と、それについての探究心は否定できるものじゃないし、古代人の中で唯一の(彼一人じゃないとしてもマイノリティな)考え方を周りに相談しきれないのがネックな部分だったのかなって。
実際、向こうからしたらぽっと出だけど、価値観が似ているヒカセンとの対話には積極的だった(ように私には映った)んじゃないかなぁ。
最期、アサヒに連れていかれたシーン。『古代での命の価値に対する懐疑心と、それについての探究心は否定できるものじゃない』けど、それはそれとしてファダニエルのお前がやった事は大罪だからなって、プレイヤーがどこかで抱えるであろうモヤっとしそうな部分を丸ごとアサヒが連れていってくれたと思ってる。
アサヒも最後までいいキャラしてた。彼が持つ彼の正義を行動原理に星海でも生きてた(?)の安心した。……アサヒの話になってるわ。
生きる時代と、生きる目的と、生きる環境とがちょっとずつチグハグで、それが彼の想いとか悩みとかの全てだったのかなって、切ないね。

・メーティオン
可愛いよね。
可愛いからこそ闇堕ちしたときのショックが半端なかったよね。
なんて呼べばいいか分からないけど、ヘルメスとずっと一緒にいたメーティオン、他の個体より自我がハッキリしてたのはヘルメスの設定通りなのかな。
書いてると切なくて切なくて。
この子はちょっと割愛。

・ヴェーネス
心も力も強い女性って最強なんですわ。
「どんな経緯を辿ってるか分からないけど私のかけた術式が残ってるから君未来から来てない?」って初対面で言えるの芯強すぎるでしょ。完全に私が信じる私を信じてる。
技の中にアガペーの文字があって、「あぁアゼムの座に着く人はやっぱりそうなのね」って。無償の愛が存在理由なんだろな。エメトセルクも「アゼムの座はお悩み相談所」みたいなこと言ってたし。
カイロスから逃げてヒカセン送り返すときの切なさがとんでもなかった。ヴェーネスだけが古代で起こる終末を知ってる、のに相談する相手も選ばなきゃいけない。孤独すぎるじゃん。それでも戦い通して、1歩歩むことをひたすらに止めないで、ヒカセンがハイデリンに会いに来るまで待ち続けてるの泣かない訳なくない???
当時のアゼムには相談してたんじゃないかな、ってひっそり妄想してる。ただ当時のアゼムって、ゾディアーク召喚直前ぐらいにら14人委員会抜けてるはずなんだけど、そこまで何してたのかはよく分からない。

・ゼノス
最初に謝っておく、ゼノスさん。蛇足だと思っててごめん。
アリゼーちゃんに説教されて、ヒカセンとの思い出の地に黄昏に行くの可愛すぎたんよ。
ラスボスの前半bgmも神龍のアレンジ貰ってて、高待遇すぎワロタ。でもあのタイミングは、それぐらい熱い登場だったのは確か。
いい最期だったね~~!!!エリディブスに体使われたり、新しく出来た部下(上下関係なのかは怪しい)が終末思想な上、勝手にヒカセン拉致してきたり、神龍になって以降は散々なシーンが多かった気がするけど。
やっぱり想い同士がぶつかる闘いって最後は殴り合いになるんだね。ユニコーンで学んだの。
ヒカセンを英雄ではなく、冒険者として、ライバルとして見続けてたゼノスが、あの何も無い場所で、ヒカセンに対して「お前は何者でもない」って言い切ったの痺れた。実は本当に伝えたかったことなのでは、と。
散々持て囃されて、正義としての行動を取り続けてきたけど、お前の本質はどこ?って問いかけてくれるの、ff14で後にも先にもゼノスしか居ない気がする。
個人的には、イェーからヴェトルに名前が変わったのも感慨深いなって。単に彼が皇族から外れましたよってだけじゃなくて、ゼノス個人を外から定めるものは何も無くなりましたよ、って示唆にしか思えなくて。
そんな彼が、何も無い場所で、これまた外から定めるもののないヒカセンと、タイマン張るのエモエモのエモでしかない。本当に時代と環境が違ったら友達だったのかなって思うぐらい。湿度は高そうだけど。

次回、暁メンバー。でもざっくり行く予定。

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