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横浜の本牧埠頭へ一人で行った

半年前くらいからずっと海を見に行きたくて、先日ようやく海へ行った。 私文大学生であることの良い点は平日にそこそこ自由に行動できることである。 どこへ行こうかと思案して、みなとみらいが最も行き慣れた海ではあるのだけれども、せっかくなら未知の場所へ行きたかったので本牧埠頭にある横浜港シンボルタワーを目的地にした。 平日の蒸し暑い午後。曇天。どうせ一人なので気候はなんでも良い。  元町・中華街駅を降りて山下公園へと向かう。修学旅行生と高齢者で賑わっていた。ここからシンボルタワ

    • やまゆり園事件/神奈川新聞取材班 (幻冬舎文庫)

      以前友人に「津久井やまゆり園事件って覚えてる?私たちが中学生の時に起きたやつなんだけど…」と問うたところ、「覚えてなーい」との返答だった。 友人の回答は私にとってあまりにも衝撃だった。私はこの事件をニュースで見てから今日に至るまでの約7年間、この事件に関してずっと考えてきたからである。 こんなにも悲惨な事件を、同じ時代を過ごしてきた人間が覚えていないとは予想もしていなかった。(この友人以外の人に同じ質問をしたことはないため、私と友人のどちらが多数派なのかは定かではない。)

      • 服飾学生がSHEINの購入品紹介してた

        『現役服飾学生のSHEIN購入品紹介!』がInstagramのリールに流れてきた。結構驚いた。 服や縫製を誰よりも愛している人が服飾専門学校に通っているのだと勝手に思っていた。 奇抜な服装で街を出歩くことの免罪符のためだけに在籍している人もいるのだろうか。服飾専門学校に通っているならば、デザインから縫製、広告など服の生産や販売にかかるコストを学ぶものではないのだろうか。本来服の生産にかかるコストと、SHEINで売られている服の値段のズレが大きいことに何も感じていないのだろうか

        • 文理選択早すぎだとおもう

          と、偉そうに言うものの本当に良くなかったのは私が数学の面白さに気がついたのが遅すぎただけなのだと思う。 大学2年になった今でも、高校時代に文系を選択したことを後悔することがある。シンプルに引き摺りすぎだということは自覚している。 高1の秋に文理どちらか決めなさい!と迫られた当時の私はあまりにも数学と物理基礎の成績が振るわなかった。とりわけ数学が苦手で、高1の秋にはとっくに挫折しており、「天文学あるいは建築学を学びたい」という意欲を完全に無視して文系を選択してしまった。中学

        横浜の本牧埠頭へ一人で行った

          「読書が趣味って良いね〜」

          大学生というのは、自己を紹介する頻度があまりにも多い生き物であるとつくづく感じる。そして都度、趣味を聞かれる。 私は趣味として音楽鑑賞をあげることが多く、読書を趣味として紹介することはほとんどない。 しかしながら、私が隙間時間に本を読んでいたり、持ち物に常に本が含まれていたりすることを知った人間からは読書を趣味としていると思われることが少なくない(本文における"本"とは紙媒体のものを指す)。 そして、同時に「読書が趣味って良いね〜/偉いね〜」「自分も本読まなきゃ〜」と言われ

          「読書が趣味って良いね〜」