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アンフォルメルギタースクールができるまで ⑥

周囲には「ギターに精進することが自分の就職活動」くらいのことを言っていたので一般的な就職活動はせずに地元に戻り、大手K楽器系列の音楽教室で講師を務めながら音楽活動を始めました。

バンドのメンバーを募りつつも、まずは1人での活動から始めます。David Tornに影響されたアンビエント系の自作曲や即興演奏をしていました。今でこそルーパーで反復するフレーズに音を重ねていく演奏は知られていますが、当時は珍しかったのです。ルーパーもやっと4秒の録音時間があるものが発売された頃でした。
Jazz Life誌の巻末に大小問わず全国のライブができる会場が紹介されていたので東海4県くらいの範囲で片っ端から電話したり手紙を送って演奏場所を探しました。

徐々にローカルのメディアに取り上げられるようになり、公共の仕事や美術系の仕事を得られるようになりました。若さのなせる行動だと思いますが、貴重な経験をすることができました。
この頃にライブ会場でギターレッスンのチラシを配布していて、生徒さんが集まってくるようになり、現在のアンフォルメルギタースクールになっていきます。
2004年から2006年には文科省事業に参加します。
2006年に現在のアンフォルメルギタースクールに改称しました。
生徒数の増加に伴い、科目と講師を増やし、一時は岐阜県可児市と名古屋市西区にも教室を持っていました(建物の解体に伴い閉鎖)。
現在は一宮市森本と千秋町に2つの教室があり、講師4名で開講しています。

校名は、1940年代から50年代にフランスを中心にヨーロッパで起こった「非定型の芸術」を志向する抽象主義的な芸術運動、「アンフォルメル」から当校の理念を表す言葉として用いました。

未成年者のレッスンについてはギター/音楽を通じて見識を広げる一助となればと考えています。
大人のレッスンについては人生に彩りと豊かさをもたらすお手伝いができればと考えています。

ここまで6回に分けて当校の経緯を主宰者村山の自己紹介も含めて書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

レッスンについてのお問い合わせはこちらまで。
森本教室
電話0586-55-8865
千秋教室
電話0586-76-7787
両教室共用のEメール mm_guitarschool@hotmail.co.jp

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