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【祝】円錐切除手術を受け、検査結果を聞いてきました。

子宮頸部円錐切除術を受けてから3週間。
病理検査の結果を聞いて来ました。

タイトルで盛大にネタバレしているとおり、

『悪いところは綺麗に取り切れた』とのこと。

つまり、Everything went well!(すべてうまくいったぜ!)ってことです。

宴じゃ~~~~~~~~~!!!!

『完治』とはまた違うためなんだか乾杯するタイミングがよくわからないような歯切れの悪い言い方ですみません。(適切な単語がない。カルテ上は『陰性』)
とにもかくにも「めでたい」で間違いありません。

おめでとう!ありがとう!!!!


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この3週間、術後の身体を休めつつ、いろんなことが頭に巡り、本当に落ち着かない日々を過ごしました。

行く先に最悪の可能性もあるような病名が付けられた人は、生きることを続けないといけない暮らしと死ぬことの準備と並行した世界にいるんだなということがわかりました。

私は仕事をお休みすることができたため、幸か不幸か「病気に向き合う時間」をたくさん過ごしました。そんなことに焦点を合わせていられないくらい慌ただしい日々を生きる人もいる。「どってことないよ」って人も、そんな風にやり過ごしてなきゃ立ち上がれなくなってしまうだけなのかもしれません。

今回自分が病気の立場になったことで、『人の痛みに想像力を働かせることが出来る人レベル』が少し、上がったような気がします。体験してみないとわからないなんて、自分は本当に考えが狭いものだな。

円錐切除の手術は「よくあるから」という理由で軽んじられることがあり、今回私の身にも起こりました。

よくあるから平気だろうってなんで言えるんだろう。肺がんとか乳がんとかよくあるけど、死んでるよな。

「自分で自分を労わる」って、結構むずかしくって、うっかり気を抜くとすぐに「通常の生活」(なんならちょっと無理をした行動)をやろうとしてしまうんですよね。
私もなんとなく空気に流されて、平気に振舞ってしまった。大げさにするのも恥ずかしいと、自分を軽んじてしまった。このことを少し、後悔しています。

結果的になんともなかったのでよかったですが、実は術後の出血量が通常よりもかなり多かったようで、主治医に「なんでその時すぐ電話をして来なかったのか」と叱られました。

「ネットで調べたらだいたいみんなそのあたりに出血増えるって書いてたから大丈夫かなって(´・ω・`)」
「そんな量出たら電話してって、私は言うたやんか」

しょぼーん(´・ω・`)

カルテに「電話してこなかった」と書かれました。(一生残るやつ~!恥)

無理して振舞って何かあったって、誰も責任なんて取ってくれないんですよね。自分の身体は自分で労わるべきだった。

これから同じ手術を受ける人がいたら、どうか、空気に流されずに自分を労わってあげてください。「自分を労わる」をめちゃ頑張ってください。
近しい家族やパートナーの方は、絶対に「みんなやってる」「あの人は平気そうだった」などと軽んじることなく、目の前のその人に向き合ってあげてください。(年下女性に「そのぐらいの歳はみんなやるんでしょw」とも言われたな。なんだったんだあれは・・・)

どうかよろしくお願いします。


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たくさんの方に応援していただき、見守っていただき、支援をしていただき、感謝しています。

「具体的に力になれなくてごめん」と言われたりしたけど、全然そんなことないです。私を気にかけて心配して何かできることはないかと考えてくれた、優しい言葉をかけてくれた、それだけでとても救われました。申し訳なく思わないでほしいです。

これからもし身近な人が病気になったら、私も、「あなたのことを気かけている。できることがあればしたい気持ちでいる」ことをちゃんと伝えようと思いました。決して孤独を感じさせないように。

(心折れて鍵垢に引きこもってましたが)ぼちぼちTwitterにも戻りますね。

今後ともよろしくお願いします。

あ!入院中の様子をまとめようとしたらいつものごとく長くなったので、次回に分けますね。

「せっかくだから知識として知っておこうかな」と思ってくれる方に読んでもらえたら嬉しいです。

では~~。


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前回の記事はこちら。


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