自然の中に身をおいて~第2章(自分越えの旅)~

 自然環境リテラシー学 Dコース 第2回

 たくみです。7月24日~7月25日にかけて第2回自然環境リテラシー学に行ってきました。今回、学んだこと、感じたこと、自分の心の変化をまとめていきたいと思います。

  今回はパッキング、グループレスキュー、セルフレスキューという技術を学びました。パッキングとはツーリングをするためにカヤックに荷物を詰めるという技術です。カヤックは細長いため、その中にテントや食料、水、着替えなどをすき間ができないようにうまく詰めなくてはいけません。また、もし転覆してしまった時のためにビニール袋の中に入れてから詰めなくてはなりません。初めに自分の思ったように入れてみると全然うまくいきませんでした。そこで、リーダーの方にコツを教えていただくとうまく入れることができました。そのコツというのが、先にビニール袋をカヤックの中に設置してから、そこへ荷物をカヤックの先端から順番に詰めていくという方法でした。これは次回のパッキングでも活かしていこうと思います。次にグループレスキューとセルフレスキューについてです。これらは字のごとくカヤックが転覆してしまった時に、グループでレスキューするか、自分の力でレスキューするのかということです。一日目にグループレスキューの技術について学びました。グループレスキューでは、チームの子がカヤックにたまってしまった水を排出してくれ、かつ、カヤックを支えてくれるため、かなり安定した状態でカヤックに乗り込むことができます。二日目にセルフレスキューの技術について学びました。セルフレスキューではグループレスキューでチームの子がしてくれたことも全部、一人の力でしなくてはなりません。リーダー、スタッフの方が丁寧に教えてくれたため、思っている以上に簡単に成功することができました。

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 最近、私が日常で意識していることとして、一日一日を全力で過ごすということを意識しています。セルフレスキューを終えた人から昼まで休憩して良いという日程でした。しかし、私は休憩するのでなく、もっと上達しようという考えが強かったです。そこで、ロールという腰の回転とパドルの浮力だけを使い沈没してから半回転してもとの状態に戻るというかなり難しい技術を習得しようと思いました。スタッフの方にマンツーマンで詳しく教えていただきましたが何度挑戦しても成功することはありませんでした。失敗するたびにセルフレスキューというのを繰り返すのは体力的にも精神的にもかなりきつかったです。しかし、全力で成功するために何度も取り組むというのが、自分にとってとても有意義な時間で熱い時間でした。今度こそは成功できるように頑張りたいと思います。

 最後に、今回の思い出を振り返って終わりたいと思います。今回は座砂の浜という場所にテントを立てて泊まったため、光もなく、トイレもなく、シャワーもないという環境で一泊をして過ごしました。まず、夜ごはんのトマトリゾットは忘れられません。米とトマトソースと水を入れた鍋に火を通したらおいしく食べられると思ったのに、なぜか焦げくさい。このトマトリゾットをみんなで少しずつ食べたことは忘れられません。

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次に、普段とは違い、このような場所でしかできないということをしようということでキャンプファイヤーをしました。浜に落ちている木の枝や流木を集めて、後輩が持ってきていた火打ち石で火をつけようと試みましたが、うまくいかず結局バーナーで妥協しました。火の力ってすごいと率直に思いました。2時間ほどずっとキャンプファイヤーを見ていました。

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そのあと、テントを立てていたのですが、空を見ながらグループのメンバー3人で話していると星がとてもきれいで、外で寝ることにしました。3人で話していると、見たことない光が空をすごい速さで通過していきました。3人ともが無言となり、少し間が空いた時、あっ流れ星だとなりました。人生で初めて流れ星を見れてとてもうれしかったです。普段あまり空を見上げるということをしないからこそ、このような経験をするとリテラシーにきて良かったと思います。これが、今回のリテラシー2日間で起きたことです。次回の3泊4日も全力で行きたいと思います。






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