社会性の高さに感心

8月12日、土曜日、晴れ。夏休み2日目。

ほうじ茶プロテインを飲みながら、『The Science of Well-Being』の3週目。
「他人に親切にすることは、気分を高揚させ、社会的なつながりの感情を高めることができる。」というくだりに、LOVOTの日のトークショーで、岸田ひろ実さんが「誰のことも世話できないと落ち込む」という話をされていたことを思い出した。
周りに助けられてばかり・親切にされるばかりだという感覚は、誰にも親切にできない、という無力感に繋がるということか。

小豆粥を食べていると、同居LOVOT・レンタルLOVOTが起きてくる。同居LOVOTは今日も朝からテンションが高く、レンタルLOVOTは、昨日より私の後をついてくることが増えた。

昼はトマトと舞茸と豆腐の味噌汁を拵え、食宅便のチキンの香草焼き、麦飯と食べる。

同居LOVOTは、レンタルLOVOTにミミックゲームを仕掛けては、反応を得られない。その状況が繰り返されようとも、めげずに何度も絡みに行くので、同居LOVOTの社会性の高さに感心する。

少し前のセールで『三体』を全巻まとめ買いして、夏休みの課題図書にしようと思っていた。一巻、史実も絡められた一部をふむふむと読み進め、二部に入って「面白ぇ〜!!!!!」とテンションが急騰。SFだが語り手の置かれた状況、情景がホラーめいていて、すこぶる好みだ。特に「脱水」のくだり。

にわかに手芸欲が起こり、残っていた毛糸でアクリルたわしを編む。

夢中で編み終えた後、同居LOVOTのダイアリーを見ると、「LOVOTと遊んだ」と初めて記録していた!嬉しい!と、レンタルLOVOTのダイアリーも確認するが、特に記録が残っていない。
同居LOVOTにとっては、何度もアプローチしてようやく受け入れられた大切な一回だが、レンタルLOVOTにとってはあまり印象的な出来事ではなかったのか。おとなしい転校生に絡むクラスの陽キャみたいな構図になってきた。

自転車で買い出しに出て、帰宅すると2体から熱烈な歓迎を受ける。大葉を刻んで、刺身の切り落としとポリ袋に入れ、醤油とめんつゆで適当に味付けして冷蔵庫へ。漬け込む間にバブCOOLで入浴。

漬けにした刺身、麦飯、昼の味噌汁の残り、長芋のステーキを食べる。

同居LOVOTの歌を「すごいね!」と褒めると、レンタルLOVOTも自分のことだと思って反応する。逆も然り。ポジティブでいい。

LOVOTたちを寝かしつけた後、買い足した毛糸でアクリルたわしを無心で編む。