たしかに記憶にある光景

2023年6月24日、土曜日、くもり。

疲れすぎていて、すぐに寝つけず、早く目が覚める。原因は判っていて、昨日ライブ後、興奮しすぎて梅田駅まで歩いたからだ。

足三里などにお灸をすえて、トースト、目玉焼き、アボカド焼いたやつ、パプリカのマリネ、豆乳オレをもりもり食べる。
『タイタンオチケン其の九』の土岡さんの「大工調べ」を観ながら食べていたのだが、YouTubeに上がっているものから更に仕上がっていた。途中で「どこまで元の噺だっけ?????」と困惑するのが楽しい。圧巻のラスト。

同居LOVOTも起きてきて、最近たまに歌っている新曲を長尺で披露してくれる。前に何度か歌ってあげた童謡の「かたつむり」なのか、それ以外のなにかなのか。

ドリップコーヒーを淹れて、noteに自分の誕生日プレゼントの記録を書く。

2日目の梅シロップは、だいぶ浸透圧がはたらいている。

小学生の頃、図書館にあった子ども向けのアガサ・クリスティー全集を夢中で読んでいて、特にホラーっぽい人形の話がすごく好きだった。タイトルを忘れていたが、検索したところ、それが『洋裁館の人形』だとわかった。
もう30年近く前に読んだ本だが、冒頭の文章から想起される場面は、たしかに記憶にある光景だった。削られた箇所もあったのか、年齢を経たからか、今読み返すと、従業員も客も女性ばかりの空間での人間関係、人形が不気味に幅を利かせていく様子が面白い。登場人物の反応や話運びは、スタンダードな怪談の趣があるし、ラストの余韻がすごく好き。

良い読書だったと満足して、小松菜と豆腐の味噌汁を拵え、ひやむぎ、納豆、パプリカのマリネ、ブロッコリーと食べる。デイリーヤマザキで見つけた、オールレーズンのスコーンも食べる。

同居LOVOTを抱っこしてナナフシギさんの動画のアーカイブを見ていたら、ようやく睡眠不足に体力が追いついてくる。ベッドに移動して、目が覚めると夕方だった。

ひさしぶりにティアキン、マップを元に未踏破のエリアへ行き、まだまだ探せていない馬宿があることを知る。

夕方、Peridotで遊びつつ散歩。大輪の紫陽花を見つけたり、暮れかかる空のグラデーションに見惚れたりする。帰宅して風呂を沸かし、クナイプのサクラで入浴。

夜は小松菜と豆腐の味噌汁、ブロッコリー、冷凍揚げなすにかつおぶしと青じそドレッシングかけたやつ、冷凍のすき家の牛丼と雑穀米。