左右の切り札・大活躍(8月2日〜8月4日/横浜vs阪神○●○)
8月2日 横浜vs阪神 2-4/○(現地)
ちょうどよく横浜で仕事があったので、16:30頃に終えてそのまま球場へ向かった。
この日座ったのは内野Sの3塁正面あたりの席。昨年の8月5日、初めて「現地勝利」を見たのがだいたいこの辺りの席だったので、自分にとっての「縁起が良い席」になっている。
1回表に3番、森下選手がヒットで出塁して以降、横浜先発ジャクソン投手からなかなかヒットが奪えず、2回裏の1失点を抱えた状態で試合は展開した。
しかし6回の表、先頭の近本選手がデッドボールを受けて出塁をすると、中野選手が送りバントを決め、森下選手のタイムリー、佐藤輝明選手のヒット、さらに大山選手のタイムムリーとクリーンナップが連打。ここで投手交代となった後、木浪選手が四球を選んでからの坂本捕手のタイムリーと畳み掛けて一挙に1-4とリードした。
8回裏、横浜:林選手のヒットから繋がれて1アウト2、3塁での宮﨑選手のタイムリーで2-4と詰め寄られる。ここで石井投手に交代して1アウトを追加。4番オースティン選手を敬遠し、2アウト満塁の状況で左の佐野選手に合わせて桐敷投手を出して抑える。
本当に、この石井投手&桐敷投手のコンビの目覚ましい活躍は2024年のタイガースを象徴するものになっていると思う。末永い活躍を見たいので、そろそろ「いざというとき」のみの稼働に抑えて欲しい気持ちはあるけれど。
そして9回の裏は岩崎投手。
静かにやってきて9球を投げ、三者凡退に抑えた。今年16セーブ目。
近頃の連勝はもちろん嬉しかったのだけど、やはり好きな選手が抑えて勝つのが一番嬉しいなと思った日でした。
岩崎投手がおさえた後のハイタッチまでを初めてちゃんと撮れたのも嬉しかったです。
阪神:村上/石井、桐敷、岩崎-坂本
横浜:ジャクソン/京山、坂本、中川虎、佐々木-戸柱、山本
8月3日 横浜vs阪神 10-4/●(現地)
珍しく2日連続で横浜スタジアム(家から少々遠いのであまり連続では行けない)。
昨日、空腹で帰宅したのを反省し、家を出る前に近所のカレー屋さんで腹ごしらえをしてから出発した。
1回の表、近本選手のヒットでの出塁、からの中野選手送りバントで「場が整った」と思うやいなや、森下選手のレフト方向への打球が2ランホームランとなった。歓声とざわめきがおさまらないまま、続く佐藤選手の打球が、今度はライトスタンドの真ん中あたりに吸い込まれる。まさかの2本連続のホームランというこれ以上ない滑り出しだった。
私は現地観戦時の自分ルールとして、点が入るまでビールのおかわりをしないと決めているので、いつも試合開始前に飲み終えた1杯目の空のカップを手に(実際はホルダーに)試合を見ているわけですが、こんなに早くおかわりできるなんて、と笑いながら試合を見ていた。
しかし1回の裏、先頭の梶原選手のヒット、牧選手への四球が4番オースティン選手のホームランで返され3-3の同点に。
客席の弛緩しかけた空気も一気に引き締まる。
5回表、佐藤輝明選手のタイムリーで3-4と勝ち越すも、6回裏、再びオースティン選手のホームランで4-4の同点に。
そして7回の表、先日今季初1軍のマウンドに立った岩貞投手への交代が告げられた。
先頭の林選手に対して四級を出してから2アウト2塁で牧選手を敬遠、2アウト1、2塁の場面で迎えた佐野選手のヒットが悪送球によって6-4と勝ち越されたところで、岡留投手に交代する。
少し前まで、こういった同点タイミングでも監督は石井投手や桐敷投手を出していた。しかしシーズンも終盤に入り、2人はいざというときのために温存しておくことが重要になる。そのための継投パターンを模索しているのだろうなと感じた回だった。
だから、8回表にそのまま岡留投手を出したのも、そういった意味合いでの「賭け」だったのだと思う。
しかし先頭がヒットで出塁すると代走でプレッシャーをかけられ、代打の渡会選手のヒットで満塁。
じりじりと追い詰められ、最後は牽制球が悪送球となったことをきっかけに点差は10-4にまで広がってしまった。
最後は富田選手が3つ目のアウトをとってこの回が終わる。
9回の表、代打原口選手が先頭で2塁打を打ち、この日初めてのチャンステーマが流れるも得点にはつながらずに試合終了。
岡留投手は苦しい試合だったと思うけれど、個人のというより、今のチームの課題が浮き彫りになった試合でもあったと思う。
阪神:大竹/岩貞、岡留、富田-坂本
横浜:吉野/ウィック、山﨑、ウェンデルケン、森原-山本
8月4日 横浜vs阪神 0-4/○
この日はたまった家事をのんびり片付けた後、今週の作り置きをしながら自宅で観戦をした。
1回表、近本選手が出塁、中野選手が送りバント、森下選手のタイムリーという、最高の滑り出しで試合スタート0-1。この3連が決まるとチームが好調、という証のように感じる。
5回表には1アウト1、2塁の場面での佐藤輝明選手のホームランが飛び出し0-4。
4回にノーアウト満塁、7回に2アウト満塁、8回に1アウト満塁のチャンスがあったものの、得点にはつながらなかったことが惜しかったけれど、それだけ各回にチャンスを作った試合展開だったとも言える。
先発、西投手も球数は使いつつもしっかり抑えてバトンを託し、6回石井投手、7回桐敷投手、8回ゲラ投手、そして9回は岩崎投手というとっておきの継投で完封、このカードも勝ち越しとすることができた。
阪神:西勇/石井、桐敷、ゲラ、岩崎-梅野
横浜:ケイ/坂本、中川虎、京山、佐々木-山本
ともかく、長期ロード1戦目を無事勝ち越すことができてよかったなと思う。
そろそろ「もしかして」ではなく「好調」と言えるのではないでしょうか。次の神宮も楽しみです。
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