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生活と野球(6月14日~16日/ソフトバンクvs阪神●●○)

(写真は5/11横浜スタジアムでのもの)


6月14日 ソフトバンクvs阪神(みずほpaypayドーム) 2-0/●


用事が溜まっていたので有休をとった日。
外出後いったん帰宅して、今日から始まるソフトバンク戦の冒頭だけ見て、夜は夜で学生時代の友人と飲みに行った。
その友人とは昨年の夏に久しぶりに会って、「実は今野球にはまっていて」という話をしたらとても驚いていたのだけど(学生時代の自分は本当にスポーツに縁がなかったので)、昨年末のリーグ優勝時にはわざわざお祝いの連絡をくれたのだった。
だからこの日も飲み始めてすぐに「今年は阪神どうなの」という話になった。
正直なところ、自分には「今年はどう」なのかまだよくわからない。
昨年ほど調子がよくないのは確かだけれど、頭角を表している選手もいるし、そもそもセ・リーグは混戦状態で、まだまだ展開が読めない。その辺りをひっくるめて、楽しく見てるよという話をする。

今日は、この日から合流したノイジー選手がレフトに入り、昨晩今季初のスタメン起用でマルチヒットを記録した豊田選手がDHで起用された。
1回表でノイジー選手がツーベースヒット、近本選手の内野ゴロで1、3塁に。いきなりのチャンスだと思ったけれど、点にはつながらず……、というあたりまで見て外出したので、その調子で攻めていってほしい気持ちで飲んでいたのだけど、いつの間にか笹川選手のプロ初安打→廣瀬選手のプロ初HRで2-0と先制されていた。

プロ初はどのチームの選手であっても見てて嬉しいものだし、今日の伊藤選手は5回の2失点のみで完投している。
なので、あしたこそは点が取れるようにと、帰宅して試合を見返しながら思った。

阪神:伊藤将-坂本
ソフトバンク:モイネロ、松本裕、オスナ-甲斐



6月15日 ソフトバンクvs阪神(みずほpaypayドーム) 6-2/●


朝、8月の横浜スタジアムと東京ドームの阪神戦チケットを取る。
8月は高校野球の関連で関東でのビジターゲームが多いため、ほとんど毎週のように球場に行ける予定なのは楽しみなのだけど、シーズンの終わりが視界に入ってくるのはものすごく切ない。

午前中にマンションの用事を済ませた後は、父の日の集まりのために妹の家に向かった。集まったのは父母と弟、妹と甥っ子に私で6人。昨年秋に生まれた甥っ子はひと月あわないだけでどんどん成長していくので頼もしい限りだ。
食事をしながら、最近日ハムを応援している母と交流戦の話題で少し盛り上がる。これまで私の趣味にはほとんど関心を示してこなかった両親だけど、野球を好きになったことについては2人とも好意的なのが不思議で面白い。これもまあ、父は広島出身で、母は北海道が好き(で年4〜5回くらい行く)という、縁のある土地にチームがあることによるのかもしれない。

この日は夜に仕事のオンラインミーティングあったのでそれに合わせて17時半頃に帰宅し、準備をしながら、試合開始を見守った。

1番: 近本 、2番: 中野、3番: 森下、4番: 佐藤輝、5番: 前川 (DH)、6番: 糸原 、7番: ノイジー 、8番: 木浪 、9番: 梅野

近本選手が13試合ぶりの1番スタメン。かわって4番起用されたのは佐藤輝明選手だ。打線の並びにわくわくしながら試合を見始めたものの、1回の裏、先頭の周東選手のヒットから盗塁、送りバントと揺さぶられ、2アウト2、3塁で近藤選手に3ランホームランを打たれてしまった。

動揺しつつも21時頃までのミーティングを終え、結果を見ると6-2。
ビーズリー投手も悔しいと思うけれど、ぜひまた頼もしい姿を見せてほしいと思う。

それでも、1回で3点とられていたのに折れずに2点返しているところはよかったのでは? と寝る前に得点をした6回から試合を見返すことにした。

6回表、先頭中野選手が出塁、佐藤輝明選手のツーベースで1アウト2、3塁になると、前川選手のゴロの間に1点を返す。
6回裏は久しぶりの島本投手。わずか7球で三者凡退。
8回表も、先頭中野選手が選んだ四球から森下選手がヒットで繋ぎ、糸原選手のタイムリーで1点を返す。
9回表、木浪選手がデッドボールで出塁後1アウト1、2塁までチャンスを広げたけれど逆転はならず。ただ、最後まで点を取ろうという気迫を感じる試合だったと思う。

ただ、背中にデッドボールを受けた木浪選手がかなり痛そうにしていたのが心配だなと思いながら眠る。

阪神:ビーズリー/富田、島本、浜地、漆原-梅野
ソフトバンク:東浜/杉山、長谷川、津森、ヘルナンデス-甲斐



6月16日 ソフトバンクvs阪神(みずほpaypayドーム) 1-4/○


洗濯物を干し、作り置きのための買い出しに行ったあたりで、木浪選手の登録抹消の公示を知った。
昨夜デッドボールを受けて退場していたため、もしやと不安になるが、スタメン発表の時間には「左肩甲骨骨折」と診断されたというニュースが流れてきた。

野球選手というのは、文字通り体が資本な職業だから、長期離脱を余儀なくされるような状況はきっと本人が一番不安だろう。焦ることなく、回復へ向かってほしいなと思います。

14時、買ってきたばかりのアイスを食べながら試合開始を見守る。
1回の表、2番手中野選手がデッドボールを受けて出塁。木浪選手のことがあったばかりなので、ヒヤリとしたが、かすっただけのようでホッとする。
続く渡邊選手が四球を選び、佐藤輝明選手のヒットで満塁。
そして5番手は前川右京選手。
1球目、2球目、そして振り抜いた3球目を見上げる前川選手の目が光って見えた。
バットを放って駆け出すその背中がホームランを確信している。中野選手、渡邊選手、佐藤輝明選手に続いて前川選手も帰ってくる。いきなりの満塁ホームランだ。

1回はソフトバンク先発の石川選手の制球が定まらなかったようで、もう一つ糸原選手へのデッドボールもあったものの、2回からは持ち直しており、阪神のエース、才木投手とここからは0を並べていく投手戦の様相となった。

7回裏、先頭の近藤選手のソロホームランで才木投手の連続無失点記録は途切れたものの、失点はソロの1のみ。

8回を桐敷投手の7球で抑え、9回は岩崎投手。
このカードで2本もホームランを打たれている近藤選手の打席は両者ともに腹の探り合いといった様相で粘られるも、おそらく歩かせる方向に切り替え次で3アウト目を取り試合終了。

才木投手の日にまた連敗がとまり、嬉しい気持ちで週末が締め括られた。
阪神31勝目、才木投手8勝目、岩崎投手10セーブ目おめでとうございます。

試合を見ている間に、ひじきの煮物、蒸し鶏、炊き込みご飯、ミネストローネが出来上がった。ここに足したり引いたりしながら、今週もやっていきます。

才木投手の父の日エピソードもよかった。

阪神:才木/桐敷、岩崎-梅野
ソフトバンク:石川、又吉、大山、甲斐

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