東京から京都に来て1月が経った

東京から京都に来て1月が経った。これを読む人は1月を「ひとつき」と読んだだろうか。それとも「いちがつ」、あるいは補完して「いっかげつ」 と読んだだろうか。そういうところからやっていきます。

ともかく、引っ越して1ヶ月が経った。
行く前は京都は人が怖いだ暑いだ寒いだ言われたし実際に考えていたが、いざこちらで生活してみると、そんなものは私の感覚器官では察知できない程度のものでしかなかった。東京にだってダセー奴は山ほどいるし、寒かったり暑かったりもする。そんなことより、京都ではチャリがとんでもない市民権を得ていることのほうが私には重要だった。
東京でチャリ、使う?使わないよな。べつに電車使えばいいしな。あと道もよくわからんし。東京でチャリはママとその息子娘、それからマニアのものだったように思う。「マニア」って言葉、あまりに唇に馴染まないな。
京都ではチャリを大いに使う。電車がそこまで発達していないことと、京都市内の高低差がほとんどないことが関係しているように思う。
京都には坂がないのだ。たまに京都の人と喋っていて、「あそこ微妙に坂があるからチャリだとしんどいんよな〜」という言葉が出ることがあるが、お前それ横浜でもいえんのか?と返したい気持ちを常にこらえている。横浜市はみなとみらい以外すべて山だ。
そして、思いの外チャリに乗っていると気分がいい。高い建物がないために空が広いし、道も広い。風を切る感覚がこんなによいとはね。
さらに京いえば都は道が単純だ。碁盤の目に道が広がっているので、東西南北さえわかれば道に迷うことは本当にない。
信じられる?京都人、東西南北で場所を把握してるんだぜ。あと通りの名前。「そういえばいい店みつけたんだ」「へえーどこ?」「○○通りを西に行ったとこ!」「あーあそこか!気になってたんだ!」こういう話が当然のようにされている。自分の進行方向の東西南北気にしたことある?東京の人は原宿と表参道が近いことを知っていてもどちらの方角にあるかは知らない。

気がついたら文字数がだいぶいっているし続きはまあまたいつか書くことにする。
今日はなんとなくゲスを聴きたくなったので綺麗になってシティーポップを歌おうを聴きながら日記を書いていた。https://youtu.be/HxiZuD8YqxM

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