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マクロス映画の感想・個人的備忘

『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』と同時上映の『劇場短編マクロスFRONTIER 時の迷宮』のめちゃくちゃ個人的な殴り書きです。長いです。
多大なネタバレがあるので読む人は注意してください。
11/13のネタバレ舞台挨拶も行くので若しかしたら加筆するかもしれないです。

マクロスF編
・ルカとオズマ
ルカのハンカチをうばって涙を拭くオズマ
ルカかわいそう

・ランカが遺跡内で走り出すシーン
カメラぐるぐる回ってて凄かった(小並感)

・「あれから毎日楽しくて」
時の迷宮のこの部分、まめぐの歌い方がすき。
あとランカがメイクしてる映像がすきすぎる。

・時の迷宮の電話番号
僕の記憶では
アルト:025-8-s04
シェリル:021-5-f09
→水曜日(11/10)発売の歌詞カードによると
アルト:025-8- and S04
シェリル:021-5- and F09
らしいです。
アルトは画面上にハッキリ出てくるから簡単だけどシェリルは分かりにくかったですね

マクロスデルタ編
・美雲の成長
じゃれるフレイアたちに対して「しっかりなさい!置いていくわよ!」と言う美雲
昔の美雲ではここまで周りに関わるというのはあり得なかったことであり、『激情のワルキューレ』を通じて「みんなと一緒に歌いたい」という感情を得た結果なのかな、と
→カプセルに入るフレイア

・唇の凍傷
「この果てしない銀河の中恋をした
溢れ出す思いバラバラ
悪気ない本能ゆえに重なる
まだ奪わないで」
の歌詞の時、ルンを光らせるカップルたちが映るのが印象的。
この歌詞自体も映画のラストを示唆しててとても好き。

・おのれ子供
レイナにゲームで負けた子供が1人「おのれ〜」ポーズをしてる。
エンドロールにも再登場。

・カナメのセクシーショット
カナメのロデオで上半身が見えてしまっている写真を見る時のウィンダミア人の子供の中の兄妹?っぽい2人に注目。
お兄ちゃんが妹の目を隠してる。

・ウィンダミア的言い回し
「ルンを低くお礼申し上げます」
「地球人ってどんなルンの味?」
など独特な言い回し多数。
というかカップルはルンの味を確かめ合うのか?

・幼いフレイア
昔フレイアが家の屋根の上で歌を披露してるシーンの観客に、ライトとヨハンが追加されてる。

・りんごの花
春の終わりに咲くというりんごの花
→ラストシーン、ハヤテ・フレイアの想いの成就(春)の後にルンの花が咲いた。

・靴を脱ぐフレイア
りんご畑に入る時靴を脱ぐフレイア、いつの間にかハヤテが靴を持ってあげている。

・死んだのはテオ?ザオ?
序盤でどっちも撃墜される双子ですが、初見どっちが死んだかわかりませんでした。
→ラスト付近で「りんごのうた」を歌うシーン、向かって右側分けの方(ザオ)が映ってたので恐らく死んだのはテオ
→とはいえ殺す意味があったのかは謎

・ヨハンの死後
ハヤテがヨハンの死に方に驚くのをみてショックを受けるフレイア。
その後艦内で喪服のような黒い服を着ている。

・パイン料理
アラドとマックスがしっかりパインサラダとパインケーキを食べてる

・トレーニングシーン
ワルキューレが8カウントを取ってからミラオンを歌唱。
カウントのシーンは天使の絵の具オマージュ?

・インクレディブルダンス
→なにそれ

・フレイアをミラージュが慰めるシーン
ふわふわ浮かびながらミラージュがフレイアの背中を押す。
映像的に「0-G LOVE」のオマージュなのかも。

・週刊銀河のウワサ
→レイナの読んでた雑誌。読みたい。

・通路でフレイアを引き留めるハヤテ
「私ワルキューレなんに.......こわい.......死ぬのがこわい.......」
に対するハヤテ
「もう歌うな」
「俺と一緒に生きてほしい」
Fのランカの告白シーンのオマージュだと思いますが、Fでは歌えなくならないように返事を聞かないで背中を押してほしい、Δでは歌わないように引き留める、と対照的になってます。

・歌う覚悟を決めるフレイア
「生きて!歌って!愛して.......」
↑この時の顔が最高に恋する乙女顔
「絶対生きたい!」
→ここで『絶対live!!!!!!』が「絶対歌う」と「絶対生きる」のダブルミーニングであることが発覚。演出がうますぎる。

「やっぱりワルキューレは絶対5人でないと!」
「私達の命の歌を、絶対!」
→「絶対」の強調がすごい、絶対生きてくれ.......

・ワルキューレはあきらめないの歌詞
「誰がかけても不完全」
→ほんそれ

・フレイアを抱えるハヤテ
花嫁衣裳になるのがほんとに綺麗で最高。
→その直後の美雲の歌い出し、声が震えてるのが胸に来る。

・赤ん坊は結局誰?
闇フレイアは右目が緑色、左目が赤色。
クロムウェルの左目は赤地に緑。
一方で赤ん坊は紫色の目。つまり青と赤の中間。
ハヤテ(青)とフレイア(赤)の真ん中かな、とも思ったけど、フレイアの目は緑でした。
色々考えたけど答えは出てないです。

・『絶対LIVE!!!!!!』の六つ目の!は何?
個人的には下の三つがしっくりくるかな
①赤ん坊
②ヤミキューレ
③この世界のみんな

特に③はマクロス7のラストと同じく、みんなで歌うことによって敵と通じ合う、というある意味マクロスらしい解釈で好きです。
とはいえ明確な答えは多分ないんじゃないかなと思うし、なおぼうが言ってたみたいなボーグ説もおもしろいです。

・フレイアの死は避けられなかったのか
「結晶化は病気じゃないから治せない」のセリフの通り、基本的には結晶化は治りません。
また、ウィンダミア人の平均寿命が30歳というのも既定事項です。
となると、フレイアの最期はほぼほぼ以下のパターンに収束します。
①結晶化の末、風に召される
②何らかの方法で結晶化が治り、寿命で風に召される
③何らかの方法で結晶化が治り、さらに寿命も通常の人間程度に伸びる

プロトカルチャーの技術、星の歌い手の力に関しては劇中でもあまり明かされて無い部分です。
マクロスシリーズでは(ある意味ご都合主義的に)これらの未知の力を使用する事があるので、そのパターンかな、という理由で②を予想してました。(③の場合もプロトカルチャー云々で解決)
メタ的な話でいうと、現実世界でのワルキューレの活動に影響が出るので①を本当に選ぶのか懐疑的だったという面もあります。
(とはいえ2ndライブの時点で新シリーズを匂わせてた様な気もするので、新シリーズのアイデア自体はあり、Δは今回の映画で終わりと言う可能性も十二分にありました)

あと、フロンティアパートでシェリルがコールドスリープ的になってたので、それを踏襲してフレイアも.......とかいう可能性もありです。

・(そもそも)フレイア の生死について
(これを言うのは野暮かもしれませんが)フレイア実は風に召されてないんじゃないのか?という疑問があります。
何故そうかというと、ヨハン(小野大輔)が風に召されたシーンでは以下のような特徴がありました。
・結晶化が広がった後、剥がれる
・強い光を放つ
・剥がれた結晶が光に照らされ空に上がっていく

一方でフレイアが風に召されたシーンでは、結晶化が広がって光ったのみです。
光った原因にしても、そのシーンの直前に「ルンの花」がそもそも光っているので、死の前兆で光ってるのかも不明です。

また、エンドロール後のラストシーンで
「ハヤテは空を飛ぶ」
「フレイアは歌う」
「あたちも歌う!!」
というセリフで終わっていましたが、ハヤテとフレイアの名前を合わせて出してるため一見自然ですが、よくよく考えると若干違和感があります。
〇(ウィンダミア人?の成長速度は不明ですが)見た目的には4歳くらいの女の子がなぜフレイアを知っているのか。
→周りの人が昔話として教えたのかもしれないが、生き死にに関わる話をするにはまだ幼い。
→細かい話は抜きにして、「昔フレイアという歌い手がいて.......」みたいな童話スタイルで教えた可能性はアリ。

⇒以上の話からワンチャン風に召されてないんじゃないかな、と思います。
(メタ的な話で恐縮ですが、ぼやかしておいた方が後々便利ですし)

おわり

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