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紡ギ箱ってなんやねーん!という方に向けたまとめ【紡ギ箱/ツミコバコ/IZON.】

ウッスウッス! オラの名前はいちみ!
紡ギ箱・ツミコバコシリーズおよびIZON.のシナリオを書いている人です。
この記事はガチャガチャコーナーとかで紡ギ箱・ツミコバコを見かけて「なんだこれ?」と思い、検索してしまった人に向けてこれらのシリーズを説明する記事でございます。
元々は自前のブログに投稿していた記事をまとめなおした物になるので、なんかどっかで見たことある方も居るかもしれませんが、そこはご容赦ください。

>2023.11.03 追記
ツムギバコ公式Youtubeチャンネルにて、こちらの記事よりも詳しく紡ギ箱の世界観・歴史を解説した配信を行っていました。
なので宗教上の理由により動画が視聴できないわという方以外は、こんな中途半端な記事を読むより下記のアーカイブ動画を観よう!!



紡ギ箱とは?

『紡ギ箱』とは、造形作家Yoshi.さん@Yoshi6054)の造形作品から成る
オリジナルコンテンツです。
その不思議で、不気味で、けれど切ない世界観と、流線系を多用した独特のデザインは、多くの人を惹きつける魅力に溢れています。

そんな、知る人ぞ知る作品の数々をYoshi.さんの原型そのままに、カプセルトイとして株式会社SO-TAさんより発売されたのが『紡ギ箱〜第1節〜』及び『紡ギ箱〜第2節〜』となります。


ストーリー

世界図

「ミヤコ」と「ハコニワ」
ふたつの異なる地が、砂時計のように繋がった世界。
「ミヤコ」の人々は完璧であるために自らの咎を捧げ、
「ハコニワ」の異形はその咎を浄化し「ミヤコ」へと還す。
その循環によってふたつの地の平穏は保たれていたが、
あるとき「ハコニワ」に異変が起き、その均衡は脆くも崩れ去る……


紡ギ箱シリーズ 商品一覧

紡ギ箱~第1節~

記念すべきカプセルトイ第一弾。
原作者であるYoshi.さん完全監修の元作成されたハイクオリティな造形と、ジョイントによる全身可動で様々なポーズを取らせることができる「裁人」が大きな注目を集めました。
更に、同梱されたミニブックには各キャラクターにまつわるシナリオと、モノリスさん@avengelion2)の描かれたイメージアートが掲載されており、『紡ギ箱』の壮大なストーリーの一端を味わうことができます。

ラインナップはYoshi.さんの作品の中で一番人気のある「プトゥン」、広い可動域と変形までできちゃうアクション性の高い「裁人」、そして紡ギ箱の世界で主人公的役割を担う「智人」の3種類となっています。
それぞれ、塗装済みのバージョンとグレー1色(ブラインドボックス版はベージュ)の2バージョンが用意されているので、自分で色を塗りたい! という上級者さんにも優しい仕様です。
あまりの人気ぶりに発売開始後即完売が相次ぎ、約一年後に再販されました。

紡ギ箱~第1節~ 異存

第1節の色違いバージョンとして発売されたのがこの『異存』シリーズ。
カラーだけでなく、付属のミニブックの内容も変わっており、設定資料が記載されています。

紡ギ箱~第2節~

待望の第2節は、ハコニワと敵対する世界「ミヤコ」側の人物である「燕巫女アデラ」と拡張パーツの「巫女ノ翼」、燕巫女が自身の魂を移す仮の器である「擬似プトゥン」、そしてプトゥンの衝撃的な姿である「壊レタ器」の4種類。それぞれカラー版と墨入れ版の2種類があり、墨入れ版のカラーはブラインドボックス版がブラウン、カプセルトイ版がグレーとなっています。

燕巫女アデラは頭身こそ裁人より低いものの、拡張パーツを取り付けることで翼を含めた横幅が裁人を超えるという大迫力のサイズ感。また無茶苦茶なことやってますね~。
アデラだけでなく、擬似プトゥンは中身が空洞という一体どうやって型抜きしたんだと首をかしげる突飛な造形だったり、ガチャを回すと〇体が出てくるキッズ泣かせの壊レタ器など、前弾の衝撃を上回るハチャメチャなラインナップとなっております。

さらに、2節発売に合わせイメージムービーも公開されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。
(追記)
ムービーに使用されているイメージソング「紡ギ唄」は各ストリーミングサービスで配信中です。気になった方はぜひチェックしてみてください~~

同梱のミニブックには、今回もそれぞれのキャラクターのシナリオが書かれています。
今回は全て各キャラクターにスポットを当てたシナリオになっているので、読み応えも十分。
(なぜなら全部のシナリオが第1節の智人並みの文字数だから^^)

一芒さん@itinogi)の美麗イラストも、それぞれのシナリオの雰囲気をくみ取ってくださり、さらなる没入感を与えてくれています!


紡ギ箱~第2節~ 幻壊

第2節と同時に発売されるのが、カプセルトイでは実現不可能なクオリティでお届けする「紡ギ箱~第2節~ 幻壊」です。
こちらは、先ほど紹介した第2節のイメージムービーに登場した新キャラクター「イヴァレ」が立体化されております。というか、幻壊というシリーズはこのイヴァレを販売するために急遽新設したシリーズとのこと。
こちらはブラインドボックス版での販売のみ。
同梱のミニブックも、イヴァレ専用のシナリオとなっています。


紡ギ箱~第2節~ 異存

第2節の色違いバージョン
アデラと後述のイヴァレのカラーリングが入れ替わったようなカラーになっていたり、付属のミニブックの内容が設定資料に変更になっていたりと、通常版を持っている人にも楽しめるようになっています。


紡ギ箱~第2節~ 異存 幻壊

第2節 幻壊の色違いバージョン
こちらのミニブックの内容もイヴァレの設定資料に変更になっています。
また、ヤマシロヤさん限定カラー浸月」も発売されます。


ツミコバコとは?

紡ギ箱シリーズの中でも根強い人気を誇るキャラクター「プトゥン」を、もっとキャッチーに、取っつきやすく!というコンセプトの元作成された300円カプセルトイのシリーズです。
紡ギ箱でもおなじみのイラストレーター、一芒さん@itinogi)監修の元、老若男女問わず手に取りやすいデザインに落とし込まれました。

ツミコバコシリーズ 商品一覧

ツミコバコ

記念すべきツミコバコ第一弾。
ポップでかわいいデザインのプトゥンが、様々なポーズをとる姿にメロメロになる人が続出。
無塗装版は蓄光仕様になっており、暗闇で光ります。
かわいらしい見た目と裏腹に、付属のミニブックの内容は闇が深いと別の意味でも話題になりました(笑)
ミニブックのテキストは紡ギ箱オリジナル言語の「ミヤコ語」で記入されており、裏面の解読表を使ってご自身で解読してもらう楽しみも追加されています。


ツミコバコ アクリルキーホルダー

一芒さん@itinogi)デザインのイラストがプリントされたアクリルキーホルダー。
裏面にはそれぞれの咎が印刷されており、占い的なノリで回してみる人も。
同デザインのLINEスタンプもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


ツミコバコ 異存

ツミコバコ第1弾の色違いバージョン
全弾では同じカラーリングだった塗装版ですが、今回はポーズごとに色が違う豪華仕様。
無塗装版は蓄光の仕様は無くなったものの、高級感のあるクリアブルーの造形は光物好きにはたまらないものになっています。
さらに、付属のミニブックの内容もパワーアップ。
前回よりもテキストの量が増えており、ミヤコ語解読表を暗記してしまった猛者も楽しめること間違いなしです。


ツミコバコ ラバーキーチェーン

ぷくっとした立体使用がたまらないラバーキーチェーンも発売が決定。
初の商品化となる「ペトゥン」のデザインもラインナップされています。
ちなみに「ソレイケ」はSO-TAの担当者である河上さんゴリ押しイチ押しのデザインとのこと。


紡ギ箱ゲーム化プロジェクト『IZON.』

2022年、紡ギ箱のゲーム化プロジェクトである「IZON.」の制作が決定しました。
なんと、あの講談社様とタッグを組んでの制作となります。
突然のウルトラ・ビックネーム・カンパニーの登場に関係者一同驚きを隠せませんでした。

そうなった経緯としましては、昨年末ごろからゲーム化プロジェクトの本格始動に向けてYoshi.さんが動いておられたのですが、その一環で講談社様のインディーゲームクリエイター支援プロジェクト「ゲームクリエイターズラボ」に応募したことが始まりです。
選考の結果、ゲームクリエイターズラボの2期生になることは叶いませんでしたが、特別賞をいただくことができ、更にゲームクリエイターズラボとは別枠でのご支援をいただけることになりました。
そもそもIZON.の規模感がゲームクリエイターズラボの想定をはるかに超えていたそうなので、途中で落選してもおかしくなかったのですが……笑
ですが、講談社様もIZON.に可能性を感じてくださり、別枠でのご支援という形となった次第です。

ゲーム制作の進捗についてはIZON.公式ツイッター@IZON_official)でお伝えしていくので、気になる方はフォローをお願いします!

IZON. 特報映像


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