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全国の新型コロナ感染状況の分析(2021.01緊急事態宣言要請)

 国内の新型コロナ感染状況について可視化、分析し、全国的な緊急事態宣言が必要であることを提案する。高齢者(70歳以上)の感染者推移と日毎の死亡者数の推移の可視化を行った。死亡者の推移は、高齢者推移の約10日程度の遅れ(陽性者推移の約2週間遅れ)の推移である。更に第3波の死亡者率(死亡者数/高齢者数)は約8%(死亡者数/陽性者数は1.2%)であった。なお、高麗率(高齢者/陽性者)は15%であった。

全国の感染状況は2020年の年末(11月、12月)は緩やかな増加傾向であったが、年開け後、クリスマス&師走の人々の外出、会食等が原因となり、感染爆発となっている。即、全国的な緊急事態宣言を発するべきである。

後述のの市中感染状況の分析ののため、全国の陽性者数と微分値曲線の可視化をした。

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全国の重症者の推移について、可視化、分析した。入院重症者数は、病床を確保するために監視する指標として重要である。しかし、予測には、新規に重症化する患者数(新規重症者)を陽性者の推移から予測した。新規重症者数の推移は、陽性者数推移の5±2日程度遅れた推移であり、第3波の新規重症率は2%程度であった。また、第3波の死亡率(死亡者数/陽性者数)は約1.2%、新規重症者の回復者数(新規重症者数-死亡者数-入院重症者数)から、回復率が推定できる。

正月からの感染爆発により、新規重症者数、入院重症者数、死亡者数が急増する事が予想できる。

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全国の市中感染についても可視化、分析した。なお、分析手法は『note.com』に掲載済みである。陽性者数の微分値曲線図で、分布の増減の可視化であり、最適化関数の標準偏差σと平均値μ(ピーク位置)を推定できる。上図は致死率(死亡者数/市中総感染者数:第1波1%、第2,3波0.5%)を仮定し、累積死亡者数から検査率を推定し、市中感染者数を推定した。下図が推定結果の可視化図である。

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また、簡易実効再生産数と市中感染者の可視化図である。

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