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自動車塗装講座 色ムラが起こる理由と改善方法(前編)

ごあいさつ


こんにちは、いちころです。
今回のnoteは、タイトルにもある通り、

『色ムラが起こる理由と改善方法(前編)』

ということで、

・なぜ色ムラが起こるのか
・起こった場合どうすればいいのか
・起こさないためにはどうすればいいのか

この3つを軸にして解説していきます。

実際の所、夏・冬を問わず、
色ムラに悩んでいる人は多いんじゃないでしょうか?

例えば
 ✅目の粗いシルバー
 ✅隠蔽性の悪い色

 ✅淡色系
 ✅パステルカラー
 ✅3コートパール

…もうほとんどですかね?
僕も、今でも塗る前は細心の注意をしています。 

自動車塗装において、ムラを抜くという技術は
基本であり、また最重要事項でもありますよね。

どんなに肌が良くて、またブツが1つもない塗りが出来たとしても
ほんのわずかでも色ムラがあるだけで、1発アウトとなってしまいます。

まぁ良く目立つんですよね。

そして、最終的な仕上がりの良し悪しの判断というのは、
色が合っているか、ムラがないかという所になってくるのは、
皆さんも痛いほど理解されていることだと思います。

それほど色ムラというのは、美観を損ねて
完成度を下げてしまうものなんですね。

今もこの色ムラに関して、
『何をどうやってもムラが抜けん!』
と、悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか?

・・・それはもう、痛いほど気持ちは分かります。
僕も嫌というほど繰り返してきましたからね。

そして厄介なのが、この色ムラを改善するには
経験だけではどうにもならないという所なんですよね。

どれだけキャリアがあろうと、知識があろうと
出来ない人は出来ない。
ムラを抜けない人は、ホント抜けないんですよ。

そのことを次でお話ししますね。


色ムラは経験だけでは改善されない

これはどういうことかというと、色ムラの改善というのは、
『長年塗ってれば、自然と出来るようになる』
という類のものではないという事です。

そう、自分の塗り方で経験を積んでいけば
何か知らないうちに出来るようになっていた、
というような事にはならないんですね。

どこかで改善しなければ、ずっと改善されないままです。

それは何十年やっていても同じで、
例えばなんですが、僕が以前勤めていた会社で、
キャリア30年以上の大ベテランの塗装屋の人がいたんですが、
そんな人でも、
パッと見て『あ、アカン!』というような
状態で上げてくることが多かったんですよね。

その人は、いわゆる『俺流』を貫く人でした。
俺は今までこうやって来た
俺はこのやり方以外知らん
俺はこれ以外では出来ん

俺、俺、俺。
まぁ厄介ですよね。
ダメでも改善してくれないんですから。
古い職人には多いタイプです。

こんな感じで、どれだけ経験があったとしても、
どこかで改善して行かないと、
出来ないまま、だましだましに仕上げて行くことになって、
その結果、間違ったやり方があなたに定着して、
出来たり出来なかったり、安定しない仕上がりが
続くことになってしまいます。

そして、毎度塗るたびに苦手意識を持ったまま
『今回は上手く行くかなぁ~?』
と失敗や、やり直しをすることが頭を過ってしまう。

それが、あなたの塗り方になってしまいます。

あなたは今、そうなっていませんか?



色ムラが抜けないとどうなるのか?

色ムラの抜き方を理解していないとどうなるのかですが、
それはお分かりの様に

『ブースで悩む時間が増える』

事になります。

これはもう皆さんも経験があると思いますが、
色を決めてムラ抜きまでやっても、
自分の中で中々オッケーが出せないんですよね。

何度もブースの電気を付けたり消したり、
LEDライトで照らしたりしてね。

これは塗装屋の中で1番嫌なことじゃないでしょうか?

ブースの中で悩み、一向に作業が進まず、下手をしたら
ミスをして最初からやり直しになる。

大げさでもなんでもなく、ムラが抜けないという事は
それだけ技術的に致命傷です。

どれだけ良いガンを使って綺麗にクリヤーが塗れても、
それらがすべて無駄になってしまうほど、重大なことです。

色も無駄になり、時間も無駄に使い、次の仕事も遅れる。
そして何より、そのクルマを綺麗に仕上げることが出来ない。

もしあなたがそのクルマのオーナーならどうですか?
その仕上がりで満足しますか?

それが、今すぐ改善するべきかどうかの答えです。



改善の糸口はほんのささいなこと

ではどうやって改善するかなんですが、
その解決の糸口は、ほんの些細なことです。

あなたの塗り方は、別に間違ってはないんですが、
ちょっと惜しいんですよね。

『あとちょっと、ここさえ押さえておけば上手く行くのに!』

そういう状態です。

実際、ムラの出にくい目の細かいシルバーや
2コートパールなんかは上手く塗れるでしょ?
それが証拠です。

僕としても、見てて歯がゆいんですよね。
ほんのちょっとのことなんでね。


・・・ということで、このレターでは
そのほんのちょっとの事。
あなたの作業で、惜しいところをピンポイントで押さえています。

今回のこのレターを最後まで読んでもらえれば、
必ずムラを最小限に抑えることが出来るようになります。

ムラが起こる理由を知っているだけでも
作業方法も変わってくるし、当然仕上がりも改善されますからね。

そして、手直しの手間を省き、時間と材料の無駄を
押さえることが出来ます。

これが大きいですよね。
精神的にもグッと楽になりますしね。

そして何より、仲間や得意先から
『最近腕が上がった?』
と言われるようになりますよ。

そうはなりたくないですか?


・・・僕もそうなんですが、皆さんも
きっと教わることってキライでしょ?

教えてもらって、何か出来るようになっても
嬉しくも何ともないしね。

自分で選んで自分で判断して、自分で気付きたいですよね。

繰り返しますが、改善の糸口はほんの些細なことです。
そのほんのちょっとのことを、このレターで気付いて下さい。

なので、レターの内容は
何か偉そうに、
『これはこうするんだぜ!』
的なことは一切書いていません。

塗装をする上での一般常識、
あなたが当然知っているであろうことの
再確認。

そして+αです。

回答を押し付けるのではなく、
再確認プラス、気付きのヒント。

あなたが、自力で改善出来るように、
ガイド的なものになっています。


noteの内容

今回のnoteの内容はこんな感じです。

1.色ムラの種類
  
  まずは色ムラの種類についての再確認をします。
  ・塗りムラ
  ・ザラつきによって起こるムラ
  ・ベースの乾燥不足で起こるムラ
  
  
これらがなぜ起こるのかをもう一度確認し、
  改善に繋げます。

2.ムラが出た時にやってしまったこと(失敗例)

  次に僕が実際にやってしまった失敗例です。
  過去に上記のムラが起こってしまった時、
  対応策を間違えて、エライ目にあったことがあります。

  それらを見てもらって、
  『こんなやり方はダメなんだな』
  という事を確認も含め、予備知識として知っておいて下さい。
  

3.色ムラを極力減らすためには

  このnoteの結論です。
  結局、色ムラが起こるのを最小限にとどめるためには
  どうすればいいのか。

  失敗と改善を繰り返してきた成果を
  ここでお話ししています。

  色ムラで悩んでいる人は必見です!


料金

 表示されているのでお分かりだと思いますが
 このnoteの料金は『100円』とさせていただきました。

 
 色ムラの種類と起こる理由、
 僕がやってしまった失敗例、
 そして、沢山の失敗の分だけ改善し、
 その中でベストなやり方だけをまとめています。

 正直、この前編だけを読めば、
 色ムラの悩みはほぼ改善出来るくらい、
 要点を押さえた内容になっています。

 そして、今までの色ムラの悩み、
 そして、ブースで頭を抱えながら怒りと悔しさが混じった、

 『あの感覚』

 を解消することが出来ます。

 僕はあの感覚を、嫌というほど繰り返してきました。
 そして、誰も教えてくれなかったので
 自力で解決せざるを得ませんでした。

 でもあなたは、そんな無駄な時間は過ごす必要はないです。
 このnoteを読んで、明日から最速で改善に取り組んで下さい。

 そんなあなたのために、このnoteを作りました。


購入特典

 このnoteを購入していただいた方には
 2つの特典をご用意しました。
 
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 いちころペイントの記事はすべてこのブログに
 まとめていく予定なので、是非ご参加ください。

2.限定記事『自分の仕事を客観的に見るには』
  のパスをお渡しします。


 自分では、自分の作業を厳しく確認しているつもりでも
 他の人にあっさりチェックされてしまう。

 それは、自分の仕事を客観的に
 見ることが出来ていないからなんですよね。

 『自分の仕事を客観的に見る方法』
 この記事では、僕の経験も交えて
 分かりやすく解説しています。
 
 今回のnoteと一緒に読めば
 とても効果があるものとなっています。

 ぜひ読んでみて下さい。
  


追伸

 このnoteでは、色ムラがなぜ起こるのか
 その知識の部分を解説しています。

 まずはなぜ、色ムラが起こるのか、
 そして改善策は何なのかを知って下さい。

 それを知るのと知らないのとでは、
 今後のあなたの作業に、大きく差が出ることでしょう。

 『まずは知る』

 このことを念頭に、読んでみて下さい。

 では本編でお待ちしています。

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