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自動車塗装研究 ハジキとヨゴレの浮きが起こる原因と対策

いちころです。

今回のnoteでは
自動車の塗装の時、時折現れる
『ハジキ』『ヨゴレの浮き』
の問題について、
その原因と対策方法を、解説して行きますね。

実際、なぜこれらの問題が起こるのかというと、
まず考えられるのは

脱脂がキチンと出来ていない

というのが、誰でも最初に
思いつくところだと思います。

油分が少し残っている状態で、
塗装してしまっているということですね。

ですが、キチンと拭いたにもかかわらず、
まるで拭いていないかのように
無数にハジキが発生することってないですか?

手順通りにしているはずなのに、
なぜか不具合が起こる。

そしてさらに厄介なのは、
毎回起こるわけじゃないということ。
なる時と、ならない時がある。
たまに起こる。

毎回起こるなら、根本的なやり方が
間違っているので、改善も出来ますが、
たまに起こる場合は、
上手くいっている場合もあるので、
何が悪いかが明確に分かりずらい。
だから、
『あー、拭き方が悪かったのかなー?』
と、そんな感じの理由で
落ち着いてしまったりするわけですよね。

・・・ですがこれには改善方法があるんですよ。

今回、このnoteを読んでもらえれば
そのハジキをかなり改善出来ます。

実際僕も、ちょいちょいこのハジキで
悩まされていたんですが、
今回紹介する方法を実行することで
9割方改善することが出来ました。

ですが完全に、毎回防ぐことは無理で、
やっぱり残る分もあるんですが、
それはクリヤーを点で置けば
修復できるレベルのモノなので
実際、完全にハジキをなくせると自負しています。

そして汚れが浮き出る問題。

例えばボカシ塗装をする際、
キチンと足付け、脱脂をして
汚れや傷がないことを確認したにも
かかわらず、いざ塗装を始めると
いつのまにか、ボカシパネルに線状だったり
点のような汚れが浮き出て来る・・。

『絶対さっきはこんな汚れなかった!
 というか、こんな汚れ、
 見落とすはずがない!』

と、バッチリ残った汚れに対して
文句を言ったりね。

いや、そうは言っても、
出てるものは出てるんですよ。

・・・と、こういうことは
誰にでも起こりうることなんですよね。
ベテランでも。

今回のnoteでは
そんなハジキとヨゴレの問題について
解説しています。

 〇ハジキが起こる原因
     ・なぜハジくのか?
     ・対策方法
 〇汚れや線キズが浮き出る問題
     ・なぜ汚れが出る?
 

せっかく綺麗に塗れても、
ハジキとヨゴレのおかげで
手直しになってしまったら、
結構な損害になりますよね?

ココロも折れてしまいますしね。

もし皆さんが、
ハジキや汚れの浮きに悩んでいるなら
ぜひ参考にしてみてください。

きっと役に立つはずです。

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