見出し画像

パステルカラーの調色と塗装の注意点

いちころです。
今回のnoteは、タイトルにある通り
『パステルカラー』
の調色と、塗る時の注意点について書いて行きますね。

パステルカラー・・・
これはどんな色なのか、一応解説しますが、
要はメタリックに白が多めに入っている、
パステル(クレヨン)で塗ったような、そんな感じの色です。

ダイハツ キャンバス(W24/T32)

ダイハツのクルマに多く採用されていて、
キャンバスやタフトなどで見る機会があると思います。

緑系、ピンク系、ベージュ系など、種類も豊富です。

この色は、実は結構厄介な色で、

色が合いにくい
ボカしにくい

という特徴があり、全国の塗装屋を悩ませる色で、
Twitter上でも、やはり同じような意見が多く上がっていました。

あなたもそうではないですか?

正直言うと、僕は今でも嫌いです。
嫌いというか、苦手ですね。
入庫してきたら、『(*´Д`)うわ~~』と思うぐらいに・・。

特にウチの工場はダイハツの仕事をさせていただいているので、
このパステルカラーは、結構な頻度で入庫があり、
今まで何十台と塗ってきました。

後述しますが、今まで何度も失敗してきました。
調色に数時間かかったり、ボケずにキワが丸分かりになったり、
広がりすぎて隣接パネルと色がズレてしまったり。

もう散々でしたね。
嫌すぎて、この色のクルマが入ってくるたびに
頭痛が痛くなったり、腹痛が痛くなったりするレベルで
カラダが拒否反応を起こしていました(笑)。
しかも、大体の場合が2トーンですしね。

ですが、これを何とかしないと仕事にならないですよね。
とはいえ、誰も教えてくれないし、解説しているブログもない。
そもそも取り上げられてもないですしね。

そこで、無いアタマと経験を駆使して数をこなすことで、
何とか上手くやれるだけの作業方法を確立することが出来ました。
もう、改善に次ぐ改善です。

その改善方法というのは大きく分けて3つあるんですが
それが、

✅シンナーの選定
✅調色時の色の見かた
✅ベースの乗せ方

なんですね。

・・・何かどっかで見たような、そんな内容ですが
ですが、これさえ解決すれば、あなたが抱えている

『パステルカラーが苦手でしょうがない!』

という問題は、1台塗るだけで解決し、
次からは何の問題もなく、フツーに塗ることが出来るようになるでしょう。

それだけではなく、メタリックや2コート、3コートパールにおいても
ムラやボカシぎわの処理が、格段に楽になります。

この方法を学ばずに、今のやり方をそのまま通せばどうなるか・・。
もう想像は付きますよね?

💀毎回成功するか失敗するか、運任せになる
💀苦手意識が払拭されない
💀納得いく仕上がりにならない

いいですか?
失敗したり苦手なことというのは、ほっといても
出来るようにはなりません。

間違ったやり方をやり続けても改善はされないし、
逆に間違ったやり方に慣れてしまって、永久に納得いく仕上がりにはならず、毎回自信がなく、苦手意識を抱えたまま作業する羽目になります。

そんなのは嫌ですよね?
綺麗に仕上げたいし、納得いく仕事がしたいじゃないですか。
そして何より、バッチリ決まった仕上がりで、お客さんに返したい。

そんなあなたの悩みを粉砕し、納得いく仕上がりに導く方法。
パステルカラーを塗るうえで、問題となること。
そして、あなたが疑問に思っているであろう問題点を解決して、
悩む時間をショートカットし、材料代を抑える方法を
このnoteで解説しています。

今の所、パステルカラーの解説書としては唯一のものです。

この色の作業で悩んでいる人は、是非読んでみて下さい。
必ず、あなたの悩みを改善出来るという事を、お約束します。

ですが、どういう内容なのか、買ってからでないと分からないというのは
不安になりますよね?

なので、1項目を体験版として解説します。
このnote全体の要点となることをまとめたものなので、
是非読んでみて下さい。

出来ない理由を理解する

パステルカラーは難しいですよね。
僕も散々苦労してきました。
その苦労の中には、改善策を考えるという事も
含まれていたんですが、結論、

・何が難しいのか
・何が出来てないのか

ということを、明確に理解する必要があります。
でないと、改善出来ませんからね。

一気に成功を目指さずに、まずは出来ていないことを理解して、
それをひとつづつ改善して行くのが、この色を攻略する最速の方法です。

ということで、まずは一番多いであろう『ボカシ』について
なぜ難しいのか、ボケにくいのかということに触れていきますね。

そのやり方ではボケない

パステルカラーの1番の問題点というか
難しいと言われる理由が、とにかくボカしにくい
ということですよね。

キワが白っぽくなったり、見かたによっては
濃く見えたりと、とにかくキワの処理の難易度が高い色です。

ですが、結論から言ってしまうと
パステルカラーでキワがボケないという人は、
ボカシ方が荒いと言えます。

気を悪くされたら申し訳ないですけど。
でも事実なんですよね。

1F7、S28、NH700Mなどのシルバー、
黒パール、赤パールなど、他の色は
問題なくボカせていたとしても、この色をボカせない理由というのは
ボカシ方、塗り方に問題があるという事です。

なので、今一度、自分の塗り方について
考え直す必要があります。

他の色のボカシを考えてみる

例えば1F7などのシルバーや、濃色系のパールのボカシなんかは
やりやすかったりしますよね。
普通にベースを乗せて、アンダークリヤーの上にボカシをすれば
問題なくボカせるし、ムラを抜くことも容易です。

では、以前僕のnoteでも紹介した淡色系の色。
ピンクメタとか、水色系メタなどの淡い色のメタリックなら
どうでしょうか。

こういう色も、やはりボカシがやりにくい色ですよね。
中々ボケないし、キワが黒っぽくなって、範囲が広がってしまったりね。

で、皆さんが淡色系を改善した時って、
きっとベースの乗せ方や、アンダークリヤーの使い方など、
色んな工夫をしたと思います。

僕も散々苦労したので、その苦労や工夫の大変さは良く理解出来ます。

で、その時やった工夫を思い出してもらって、
パステルカラーでも同じようにやればボケます。
ボカすことが出来るんですよ。

要は、やっている事はシルバーでも淡色でもパステルでも同じで、
ベースを隠蔽させ、ボカしてクリヤーを塗る。
これだけです。

ですが、同じことをやっているのに、
なぜパステルが難しいと感じるのかというと
上でも言いましたが、ボカシ方が荒いからです。

シルバーのボカシ方で淡色が難しかったように、
淡色のボカシ方では、パステルは難しい。
同じように塗ってもボケないのが、その証拠です。

逆に、パステルのボカす精度で塗ると、
目の粗いシルバーだろうと、淡色だろうと
なんなら41Vでも、46Vでも、46Gでも綺麗にボカすことが出来ます。

実際、僕も初見の46Gをボカすことが出来ましたしね。
苦戦しましたけどね。

要は、どの色でもやることは一緒なわけです。
違うのは精度。

もっとベースの乗せ方を考えて、
もっとムラを抜く工夫をして、
もっと綺麗にキワをボカす塗り方をする。

文字で書くとこれだけですが
その難しさは、想像に安いでしょう。

ですが、これさえクリアすれば
この塗り方が普通になり、パステルだけではなく
他の色の仕上がりの精度も数段上がります。

安定して塗ることが出来るので
余計なストレスを感じることなく
塗ることが出来るという訳です。

という感じで、今回のnoteでは
・調色時の問題点(3章6項目)
・塗装時の問題点(4章13項目)

に分けて、パステルカラーの塗装方法についてまとめました。

パステルカラーで起こりやすい問題点を
僕の失敗談を基にして、
・どんな失敗をしたのか
・どうやって改善したのか

を詳しく、分かりやすく解説しています。

このnoteを読めば、必ずパステルカラーで起こる
問題点の解決の糸口が掴めます。

そしてそのお手伝いを、僕がさせてもらいます。(無料コンサルで)

一緒に改善して行きましょう。


購入特典

購入していただいた方には、以下の3つの特典をお付けします。


ブログへのご招待

パスワード付きブログ

・いちころペイント.paintout

にご招待します。
不定期更新のブログですが、一般公開しないような
僕の経験則に基づく話を、バンバン書いています。
明日からの仕事に役立つ情報もあるかも・・?です。


無料コンサル

noteの内容で、疑問に思ったことや、実際にやってみて
躓くこともあるかと思います。
そういう人のために、無期限で『無料コンサル』をお付けします。

あなたの思った疑問に個別にお答えします。

専用のLINEグループから、24時間無期限でご質問を受け付けし、
必要であれば、通話でご説明します(時間指定あり)。


動画3本プレゼント

このnoteの記事ページをTwitterでツイートして、noteの感想を
書いていただいた方には、以前Youtubeで公開していた
パステルカラーの塗装動画を3本プレゼントします。
(やり方は、アドレスをコピペするだけです)

このnoteで解説したことを実践しているので
より理解が深まる内容になっています。


追伸

パステルカラーは、慣れていない時は
難易度が高い色ですよね。

ですがこの色も他の色と同様、やり方を覚えて
何度も塗り込めば(経験を積めば)、普通に塗れるようになります。

僕も最初は散々でしたが、今では特に何も
苦労することなく、塗り上げることが出来るようになりました。

苦手意識があるかもしれませんが、
それは必ず、経験と知識で克服できます。

その知識の部分。
僕の失敗と、失敗を克服した経緯を含めてすべて書きました。

このnoteは、必ずあなたの作業の改善の手助けになります。

一緒に改善して行きましょう。
では、本編でお待ちしています。


ここから先は

11,336字 / 1画像

¥ 3,980

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?