鬱になった同僚

こんばんは。私は自分を見失った主婦(と思う)。

鬱になるというのはどういう状態なのか。

例えば何回死にたいと思ったら鬱とか決まっているのか。かく言う私も死にたいと思ったことは幾度とあれど、それを数えたことはない。週に何回とか、何時間おきに思うとか、数えたことはない。

でも、だからこそ、鬱こそもっと定義のわかりやすい病気であってくれと思ったことが何度もある。定義のしにくい病気だからこそ鬱なのかもしれないが。

死にたいと思う日が続くこともあれば、ふと歩いている時に死にたいと思うとき、消えてしまいたいと何度も自分を責めながら仕事をしている時、ご飯を食べながら風呂に入りながら、いろんな場面で希死念慮と遭遇してきた。泣きそうになりながら、時に泣きながら、ふと出た涙を隠しながら、もはや涙も出ず、やり過ごすうち、私って鬱じゃないかな。鬱なら病気なんだから病院に掛かっていいんじゃないかな。でも鬱じゃなかったらもっと自分がわからなくなるな。そう思いながら今に至る。

心の支えをとっかえひっかえ、そこらへんのもので赤子の気を引くように、自分にご褒美を見せたり与えたりしながらやり過ごす日々。

そんな中で遠く離れたところにいる同僚がどうやら鬱らしいという噂を聞きいた。

とにかく何かある前に鬱だということがわかって良かったんじゃないかなと思った。幸い周囲は鬱に寛大らしい。

でも同時に、鬱になるまで追いつめられる何かが同僚にあったということ。

もし今の自分が病院で鬱だと診断されたら、ああやっぱりそうですよね、と言って開き直るかもしれない。そして鬱だから仕方ないと言って開き直って仕事をすると思う。自己嫌悪になっても希死念慮が付きまとっても、鬱だから仕方ないと言ってやっぱり開き直るかもしれない。

周りはなんていうだろうか。

そして開き直ったその先に何があるのだろうか。

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