クラウドファンディングの返礼の現場から

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物流センターの冷蔵室に潜入!!

何年も前、知り合いのクラウドファンディングを応援したことがある。

心からその人とそのプロジェクトに、がんばれ、と思って。

応援が主目的で、返礼目的ではなかったけれども、記載してあった返礼がきた記憶はない・・・

クラファンってそんなものだと、ちょっと心がすんとしたのを覚えている。


でもそんなちょっとすれた私の気持ちを変えてくれたひとがいる。

「子どもの食卓」の権寛子さん。

↓このひと。

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社長自ら、物流倉庫の冷蔵室に入り、返礼品にシール貼りをしている!!

今回の返礼品は4品で、600個×表裏面をひとりで貼ろうとしていた・・・

で、私も含めて3人がサポートにいった。

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表面の真ん中にはロゴ、裏面には食品表示。

シール貼りをしながら、この商品にこめたごんちゃん社長のこだわりを聞く。

BtoCの小規模ロットに対応してくれて、なおかつ、食品添加物不使用の食品を作れる工場ってなかなかなくて、その工場まで片道4時間かけて通っていたそう。

そして、その工場では商品シールを貼るところまでは対応していないため、冷凍した後の商品の霜を拭いて、貼って・・・の作業。←今回はこれ

その翌日にはこの商品が発送されていくという、とってもタイトなスケジュール。

・・・・の中で他のプロジェクトも進めながらキラキラしている(んだけどどことなくツッコミどころの多い)ごんちゃん社長。

シール貼りの位置へのこだわりはとっても強いが「私がいちばん不器用だからその作業は器用なひとに任せる」と言い、前日「冷蔵庫だからみんな上着持ってきたほうがいい」と言いながら自分は商品に貼るシールを大量に抱えて都内と変わらない服装でやってくる・・・(サポート部隊のひとりに、ダウンジャケットを借りながら、私が着ているサッカー応援用のベンチコートもどきをみて「いいなぁ」と言っていた・・・)

そんな面もありながら、想いは強くて、とってもビジョナリーで、そりゃこの人は応援したくなるしみんなを巻き込めるし行動力もあるよなぁ・・・と納得。

私、ごんちゃん社長みたいなひとを、子ども向け料理教室事業で育てたいんだな。

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保育園のお迎え時間と、学童の登録時間の関係で最後まで作業できなかったんだけど、日が暮れた後もみんな作業を続けて、完成。

クラファン応援してくれたみんなのところにそろそろ届く頃。

一般販売がスタートしたら、私もオンラインショップで購入予定。


<PR担当的コメント>

・ファンとのコミュニケーションはとっても大事。

 応援されることが当たり前ではなくて、ファンとの関係を育てていくことにもリソースを必ず投入すること。

・現場からのレポートもできる限り発信する。

 組織の規模が大きくなればインナーコミュニケーションとしても現場レポートは役立つ。もちろん対外的に活動や社長・代表の想いを継続的に発信していくことも忘れずに。

・「体験」もギフト。

 こんなこと体験して嬉しいの?!っていうような現場の作業も、実はファンにとっては事業の内部や事業をやっている人の人となりが知れる機会なので嬉しい。