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美容医療に関する知ることの大切さ。

はじめに、これはきちんとメリットデメリットを知った上で行っているクリニックや人を批判したりしているものでは、ありません。

興味がある。知りたいと思った方だけ読んでください。

美容医療知識のなかった友人が、FGFを注入
その後、注入部位が片方だけ腫れてしまい
パニックになってしまいとても悩んでいました。

この方は、美容医療が初めてで右も左も
わからない状態だったし、
そういう方からしたら、ヒアルロン酸のような
異物をいれるより、自分の細胞を入れるほうが
きっとナチュラルでよいだろう。
という考えになったんだと思います。

この方は、自分の勉強不足だったと
ただそれだけを悔やんだいました。

まず、今FGFを注入すること。
私は、個人的にはオススメしません。

なぜなら
FGFは自分の細胞ではない。

FGFは、フィブラストスプレー
という商品名で販売されている
皮膚の再生させる薬剤です。
主に昔から、火傷や擦り傷、難治性の潰瘍
や床ずれなどの治療に使われてきました。

ざっくりいうとこれです↓

このスプレーの注意書きには
外用専用であり、
決して注射してはいけない。
と書いてあります。

火傷や潰瘍などで皮膚が失われた
状態のところに様々な作用で組織を
増大させる目的のもので、健常の皮下組織
に注射すると、正常組織が薬剤の作用で増大し、皮下のしこりや塊となって残り続けることがあります。

今、美容外科学会でもかなりここは
問題視されています。

参考文献お借りします。



ここでもわかるようにPRPは弱く推奨する
というのもPRP単体では、
自分の血液をとり、血小板から抽出する
ものですので、自分の細胞です。

でも、次のPRPにFGFを添加するもの
については、行わないことを推奨する
となっています。

私がずるいなーと思うのは、
PRPは自己細胞。
FGFは異物。
これを混ぜちゃうから素人はには
なんだかひっくるめて自分の細胞?

異物じゃない。安全。ナチュラル。
みたいな発想にさせるのでは?ってとこ。

もちろん、すごい経験を駆使して
うまくFGFを使っているクリニックやドクター
も中にはいらっしゃいます。
私が、通っていたクリニックのドクターもこの副作用やデメリットをきちんと説明した上で、本当に納得した方のみにやるというやり方で行っています。

なので、これをきちんと理解してやっている方を否定しているわけではないです。
自分の体ですから、自分で納得していれば
それは、ありだと思います。
ただ知識として知っていてほしい。
満足されているからしたら、自分を否定されている気持ちになってしまうかもしれないけど、
物事のA面B面を知ることは大切です。

ヒアルロン酸だって血管塞栓の危険もある
2〜3年でなくなっちゃうしコスパが
とか、いろいろ言われますが、
血管塞栓は、皮膚の色が赤や紫にかわったり、
湿疹や水疱のようになるので、
異変に気づくことができるので
すぐにヒアルロニターゼにより
溶解することができます。

このようになにかあった時に溶解することが
できるのは、ヒアルロン酸以外ないので
異物🟰ダメではなくて、
異物だけど、取り除くことができる!
と考えると安心ではないかという考えにもなりす。

ヒアルロン酸などを入れるなら
なるべくなんかあった時にすぐに対処してくれるすぐに行けるクリニック。
もしくは、近場にヒアルロニターゼをうってくれるクリニックをきちんと下調べしておくのが、よいと思います。

ここは、個人差があります。
ドクターの中でも分かれますが、今の現状で、大多数のドクターが、そんないつ増殖するやもしれない
大きなリスクを抱えた施術はやりたくない。
というかたが多いのが現状です。

基本、新しい注入剤は気をつけて
まだ長期経過があまりないものに関しては、気をつけたほうが良い。小心者なので(大きいオペしてて
よう言うわって言われそうですがw)

わたしも、線維芽細胞移植はしてますが
FGFの添加は行ってません。
先生からは、クリニックでは後遺症などの報告はないと聞いていますが、周りに実際にFGFによる後遺症に悩んでいる友達が何人かいるので、
その数%に自分がなるかわからないし…できませんでした。
でも、うちの旦那は、説得したけどFGFいりですし、数人のお友達もきちんとリスクを理解した上でFGFを添加しています。

言いたいのは、どんなオペや施術にもメリットとデメリットがあること。
私が、やっている鼻整形もプロテ、肋軟骨色んなメリット、デメリットあって理解してやるのとやらないでは違うし、同じ施術でも成功した人、
失敗した人がいる。

私の友達は、こないだ実際に
数年FGFのしこりに悩んだ結果
摘出オペをしました。彼女も自分にまさか後遺症が、起きるなんて思ってなかったと思います。

だからこそ、患者である私達も知識をつけること
「知ることの重要性」が大事だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました♡

普段は、こんな固くないっす。
おちゃらけてます🤣

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