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達人がいる景色

達人が真ん中に立ち、かかってくる相手を次々に投げ飛ばす。
そんな景色も武術の稽古会に顔を出していた僕にとってお馴染みのものでした。
よくある景色だし、そこには理もあれば嘘もある。
もちろん本物もいれば偽物もいるし、面白さもあれば危うさもあります。
大切なのは行われていることの質であって、その景色自体はありふれたものでした。
平均化訓練を紹介し始めた当初、集まった人達は武術に関わる人が多かったと思います。
だから、当時の紹介講座のスタイルも自然に受け入れられるものであったように思います。

しかし、武術など縁のない人達にとってみれば、それは異様な光景であって、なるほど衝撃的に見えるだろうと今はわかります。
当時の僕はその辺の意識の差をあまりわかっていなかったなと振り返ると思います。

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