技術ライティング講座受講メモDay4~文章を書く技術1
おはようございます、ichihukuです。
ノンプロ研で、「技術に関する文章を書くためのスキルを身につける」をゴールとする技術ライティング講座を受講しています。
全9回+卒業LTの講座ですが、早くも4日目が終了しました。4日目のお題は「文章を書く技術1」です。
第3回の講座では、書き始める前にすることとして、「素材を集める」という内容でした。
*3回目の受講メモ「技術ライティング講座受講メモDay3~素材を集める」はこちら
今回はその続きとして、「ターゲットを決める」と「構造を考える」に入っりました。講座の内容を振り返って感じたことなどまとめてみようと思います。
ターゲットを決める
何か書く場合には想定の読者=ターゲットを決めるといいと言われます。ただ、技術ブログを書く場合には、想像の読者ではなく、過去の自分に向けて書いていけばいいそうです。
過去の自分は今の知識を得られる前の自分ですよね。その自分が、その時読みたかったであろう文章を書けばいいのです。
この考え方は目からうろこでした。思えば色々遠回りしたかなー。まあその過程も楽しんでるからいいですけどね。
その文章を読むことによって、実際自分が通ってきた道よりも近道で今の知識が得られれば、それが価値となります。
その際に注意することとしては、どの知識レベルに向けて書くか、ということです。
初心者向けであれば、前提知識を順序だてて提供する必要があります。
もう少し上のレベルをねらうのであれば、前提情報は少なくてすみますが、ターゲットととなる人口が少ないということになります。
どちらをねらうにせよ、実際の想定よりも「やや下」を狙って、丁寧に書く必要があります。
文章の構造
次に文章の構造について考えます。書きたい気持ちのまま手当たり次第に書き始めると、まとまらず大変なことになります。
そこでまず「構造化」ということを考えるわけです。まずは学んでいることや学びたいことをリストアップしてみます。
そのばらばらの断片を以下の手順で構造化していきます。
グルーピングする
名前をつける
順番を決める
それぞれ見ていきます。
グルーピングする
リストアップした対象を一定のルールに従って分類します。1つのグループには4~5個ぐらいの要素になるようにグルーピングします。同じ種類のグループはそれぞれまとめて大グループにしていけばいいです。
名前をつける
次に、それぞれのグループに名前をつけます。端的な名前をつけてパッと見でわかりやすくします。
順番を決める
書くためには「順序」が必要ですよね。グループごとに順序を決めていきます。順番の決め方には色々あって、主に分けるとこんな感じです。
自然な順序
知識の獲得・理解のしやすさ
どちらにせよ、各グループになんらかの順序を決めて構成を考えてから書き始めることが大切です。
ただし、実際に書き始めていくと順番を変えた方が読みやすいと思ったり、その順番では書きにくかったりといったことがでてくると思います。
その際には最初の構成を再検討し、勇気をもってひっくり返す=構成を考え直すこともよくあるとのことでした。
だんだん、書き始めるところに近づいてきて、だされる宿題もヘビーになってきました。もうすぐ折り返し地点。がんばります!
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