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二下り目

とん/\とんと正月をどりはじめハ やれおもしろい

正月年の初めにおつとめを勤めることは、なんと面白い晴れやかなことであろうか。

二ッ ふしぎなふしんかゝれバ やれにぎはしや

親神による不思議なふしんに着手すれば、なんと賑わしくなることであろうか。

三ッ みにつく

何事も良いように身に付いてくる。

四ッ よなほり

この世は自然と立て替わり陽気なものとなる。

五ッ いづれもつきくるならば

誰も彼もこの道を信心し、教えられたつとめに付いて来るならば。

六ッ むほんのねえをきらふ

争いの元を絶ってやろう。

七ッ なんじふをすくひあぐれバ

難渋におちいっている人を、何とかして引き出してあげたいという心で立ち働けば。

八ッ やまひのねをきらふ

病の起こる元を根絶しよう。

九ッ こゝろをさだめゐやうなら

このような世を実現するつとめを実行するたすけ一条の心を、しっかりと定めるならば。

十デ ところのをさまりや

土地所は治まり、陽気ぐらしの世となるのである。

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