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1月2日朝の日記

箱根駅伝のTV。
これまた正月の風物詩。
番組表を眺めて「見たいもん、ないなあ」。
オールド・メディアの凋落。
AVはそもそも公共の電波の外側にあるので、落ちぶれたメディアには「そら、そやろ」のみ。
今はネット配信のメディアが茶の間で楽しまれている。

日刊ゲンダイ正月号を手にする。
中でも読み入ったのは売春島の記事。
三重県志摩市の渡鹿野島。
昭和中期から売春島として知られたこの小島も伊勢志摩サミットとコロナで完全に淘汰されたという。
今でも舟乗り場から3分200円でこの島に渡れる。
人口160人。
置き屋の扉は釘付けにされているという。
観光客は夏場の海水浴で訪れるらしい。
かつての面影はなし。
赤線跡マニアなら今が狙い目かもしれない。

赤線跡と言えば、川崎・南町あたりにも残っている。
川崎駅前に住んでいたころに歩き回ったものだが、あの時見た廃墟もなくなったものが多いようだ。
ちょっと先の川崎競馬の裏側あたりにも激安宿を見かけたが、後日まったくなくなっていた。
昭和の遺産は減っている。
いつもイベントをやっているスパイスバル猫六のある曳舟も北西側は玉ノ井という赤線街であった。
ネットで検索すれば赤線跡の写真がたくさんある。
代々木さんも『生きる哲学としてのセックス』で遊郭や公娼制度について書かれているが、「いいセックスをしてきた年長者が年下の相手を導く」体験は質の高いセックスの入り口になる。

ハグのイベントを見ていても、熟女の性エネルギー、相手を導くパワーは男のそれより数段上だ。
売春島が消えた今、熟女たちの導きは射精産業よりもSNSで出会えるのではないか。
俺のSNSのタイムラインにはそういうエネルギーがしばしば流れてくる。


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