コーヒーいかがですか?
八百屋の店主が珈琲を淹れてみました。
こんにちは。
愛知県豊橋市で一期家一笑という小さな八百屋を営んでいる、杉浦大西洋といいます。
先日、友人の珈琲屋さんの提案で、お店の軒先でぼくが珈琲をハンドドリップで淹れて、お客様に無料で提供するというイベントを開催させていただきました。
珈琲豆も、スペシャルティコーヒー蒼の店主マコトさんが、この日のためにブレンドしてくれた、スペシャルなもの。
ぼくが、大西洋という名前(本名です)なので、大西洋に接している国の豆をセレクトしてブレンドしてくださいました。
まずは淹れ方をレクチャーしてもらい、あとはお客様を待つだけです。
告知をそんなにしていなかったのですが、わざわざこの珈琲のために足を運んでくださるお客様もいたりして、嬉しい時間となりました。
しかも無料。
プロが使う道具で、すばらしい豆の珈琲を淹れるというだけでも特別な体験ですが、それを多くの方に楽しんでいただくというのは、また格別です。
そして、今回は、マコトさんの提案と御好意で、珈琲はすべて無料で提供させていただきました。
ふだん、ぼくらは、ものを売って生計を立てているので、無料で提供することでなにが見えてくるんだろう、というのもとても興味があることでした。
結果、お客様とお喋りする時間や、珈琲を淹れる楽しさ、外で飲む珈琲の美味しさなどに触れることができました。
「タダほど高いもんはない。」
と、ばあちゃんがよく言ってましたし、商売の場面でも、先輩方からそう教えてもらうこともあります。
なので、今回無料で提供させていただくことで、なにかが見つかるとも思っていたのですが、見えてきたのは、世の中で無料で提供されているものへの意味付けや疑問だったりでした。
そもそも、なにか行動することに、いちいち意味付けしないと気が済まないって、現代だけのものなのでしょうか。
ねこにまなぶ。
ネコがあくびをするとこを見ても、意味付けしてしまいそうになりますが、ネコ自身はなにも考えてないんだろうなー、とおもいながらおいしい珈琲でも飲んでみます。
サポートしてくださったら、めっちゃ嬉しいです。お店に遊びに来てくれたら、珈琲でもごちそうします!