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着付け師になる方法/伸びるひとと伸びないひとの違い。

「着付けできます!」って言うひとは多い。でも着崩れずしんどくなく着姿が美しい着付けができるひとってほんのわずかだと思う。

世の中を見渡してみたら、いろんな教室がありますね。
フタを開けてみたら、そもそも他装を教えている先生の現場経験が、ない場合もあります。(ソレわたしには理解できない・・・)

ご家族やお知り合いのかたなどにご好意で着付けされるのでしたら、そこまで神経質にならなくてもよいのかな? でも着付けを「仕事」としてやっていくって実は本当に責任重大なんです。

「着付け師」って華やかに見えても、めちゃくちゃ気配りも必要な「黒子」です。また「美しいカタチ」を追究できるかどうかが分かれ道だと思います。

かく言うわたしもまだまだ道の途中。日々精進。
これから先もずっと勉強だと思っています。

わたしの教室ではレッスン回数はすごく少ないです。なので費用は控えめ。その分、自宅練習をしっかりやってこないと先に進めないので何度も同じ箇所をやり直すことになります。

「レッスンだけ来たらすぐにパパッとできると思ってた」って言うのは、ちょっと違うんですね。でもそれって・・・着付けに限らずピアノとかギターとかの楽器やスポーツも、あとはえーっと、語学なんかもそうですよね。


音楽やスポーツのプロになれる確率はいったいどんなもんなのか?想像もつきません。だけど「着付け師」になりたいと思って本気で向き合えば高確率でなれると思います。(ただし現場経験豊かな先生を見極めてくださいね)



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このピンクの振袖写真は、レッスン中に撮った生徒さん着付け作品です。
まだまだこれから細かいところの修正が必要ですが、少しずつ「美しいカタチ」の作り方がわかってきて、今後が楽しみです。

タイトルに書いた「伸びるひとと伸びないひとの違い」について。
これはもう、性格とかお人柄に限ると思います。

まずは、ふだんから時間の使い方が上手。何ごとにおいても時間配分ができる。
それが最低条件。そうじゃないと練習時間が作れないですものね。

ついつい忘れがちなことだけど、ひとに対して横柄にならず、いつも謙虚な気持ちで接することができるかとか、そういうことかな。

親しいなかにも馴れ合いにならずちゃんとご挨拶できるかとか。いつも明るく笑顔を心がけているとか。接客業、サービス業ですから。着付け師も。


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この記事を書きながらも、自身のことを振り返りつつ。
コミニュケーション能力高くいられる状態って、こころが健康であってこそ。
いかにして、それを保てるかが人生のテーマだったりします。

ひとつずつ、コツコツと信頼を積み上げていくしかないですね。

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