カフェかもめ亭 村山早紀

1.カフェかもめ亭

風早町にあるとあるカフェ。店主は、祖父から店を継いだ若い女性のマスターこのお店を訪れるお客さんは時々不思議な体験をお茶を飲みながらマスターに語る。
前世の記憶、一度だけ訪れたあじさいの花の屋敷、追い詰められた少女が逃げ込んだ鏡、亡くなった姉から聞いた水仙姫の話、魔法使い?のグリーン先生の魔法、猫の王子様ねこしまさんのお話、人魚のお話、吸血鬼の少女のお話いろいろなお話が語られます。
ちょっと悲しいけれど、それでもなんとなく心は癒されるようなそんなお話です。

2.カフェかもめ亭猫たちのいる時間

かもめ亭に時々来る不思議なお客、古いスケッチブックを持っていてそこには絵本のような猫にまつわる絵が描いてあります。
どこかで聞いた猫の話、その話の中の猫は、飼い主のためにいろいろな不思議な力を使います。
前作とはコンセプトの異なるお話ですが、猫好きの方にはおすすめな猫ばかり出てくるお話です。最後は、ちょっと胸キュンします。

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