ホリデー・イン 坂木司

「ホリデー」シリーズの番外編ともいえる短編6話。
「ワーキング・ホリデー」、「ウィンター・ホリデー」に登場するジャスミン・大東・ナナ・雪夜・進のそれぞれのお話。前作を読んでからの方がより楽しめると思います。


ここからネタバレ含む感想

ジャスミン(1話・6話)
いろいろ複雑そうなジャスミンの複雑な性格がよく出ているお話。6話目は大和との出会い編。いろいろ乗り越えてきた人はやはり器が大きいと感じるお話。

大東(2話)
話の中では一番驚いた…。そうか…、軽くて、いい加減で、調子よくて…と思っていたけれどこの状況でこのキャラが保てるのはある種凄いかも…と思いました。

雪夜(3話)
ある意味、一番深みにはまっている人かもしれない。まだ出口がは見えないようだけれど、いつかジャスミンのように自分の道を見つけるのかな…と思う。

ナナ(4話)
ある意味、ザ・女子だったナナだけれども、ホリデーシリーズの中で醸し出していたなんか深い闇をもう少し掘り下げてあればもっとよかったかも…。

進(5話)
そうだよね…、まだ5年生だもんね…、いろいろ考えるよね…、そんなに聞き分けのよい子どもじゃダメだよね…、とちょっと納得。

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