映画 2DAYS その2

ブラインドマッサージ

昨日とは打って変わって、ものすごーく疲れた。

映画が良くない、とかではなくて。

なんてゆうか本当にものすごく体力のいる映画。

昔、単館上映でやるような映画が好きでいろいろ観ていた時期があって、社会人になってからは全然見なくなっていたけれど、近年はまた とんさんに誘われてまた観るようになったのだ。世の中には音声解説付き映画っていうものがあって、視覚に不自由な人にも音声でそのシーンを解説してくれるっていう。最近はアプリでUDキャストっていうのが出ていて、映画はとんさんとのデートでも度々行くのです。といっても音声解説あるやつって数が限られているから、どうしても見たいやつはそんなの関係なく観に行くんだけど。


で、このブラインドマッサージ。別にね、ブラインドを取りあげた映画だから観に行ったわけじゃないの。いわゆるミニシアター系で、昔の映画が好きだった頃のアンテナが反応して、今は時間もあるしっていうんで行くことにしたの。原作は中国でベストセラーになった小説らしい。
とんさんにいったら読むのかな?なんとなく、この映画の話はしない気がする。観たことも言わないとおもう。それは私が受け止めたものがひたすらに重たかったから。

いや、本当に悪い意味ではなく。観たことに後悔はないし、関心がある人は観てみたらいいとおもう。視覚が不自由な人のクセや動きも流石だなっておもうくらいだったし。ブラインドと健常者の社会の中での関係性(街中での感じや、行きつけのお店のオヤジさんの感じとか)も、そうそう!って思ったもの。しってるんだよね。あの空気の中に私はいたことがあると感じたんだ。だから決して嫌じゃないしダメじゃない。なんだけど、しんどい。初めて村上龍の小説を読んだ時の感覚と似てるかな。


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