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始まったRoad to 武道館【NOAH】

 2022年1月1日にプロレスリングノアの日本武道館大会が開催されることが決定した。少し前に、現在欠場中の潮崎豪がラジオ日本で放送されている「真夜中のハーリー&レイス」にゲスト出演した際に、「いつかはノアも1.4で日本武道館大会がやれたらいい」と語っていたので、僕のシン・大発表の予想は1.4武道館開催だった。
 もしも、これが実現してしまったら、毎年恒例の新日本プロレス1.4東京ドーム大会の真裏にぶつけるわけで、事実上の興行戦争勃発となってしまう。こういうのは、プロレス界が盛り上がって面白くなるのはいいが、両団体を観ている僕のようなファンは当日にどちらに行くか選択しなければならない。つまり、お客の奪い合いにもなって両団体にとってマイナスもかなりある。そういった意味では、この1.1武道館はすごくいいアイデアだなと思うし、両団体の年間最大の興業お正月に両方観れるのでありがたい。
 1.1と1.4、裏被りではないものの、少なからずノア側は1.4の新日本を意識しているはず。もちろんノアはノアであるし、新日本は新日本であるべきだから、他団体を意識しすぎるのは良くないのかもしれない。だが、「ノアを業界ナンバー1の団体にする」と発言しているレスラーもいるし、このまま新日本プロレスが日本プロレス界で1強状態が続くのも良くないと僕は考えるので、これからもっとノアに新日本プロレスへの対抗心があってもいいと思う。

 1.1武道館が決まったということは、これからのそこまでの流れというのは非常に重要になってくる。新日本プロレスにはG1優勝とIWGPチャンピオンの対決という、定着したわかりやすい流れがあり、毎年東京ドーム大会のメインカードの発表も通常のビッグマッチよりも早い。ノアもこれからN-1ビクトリーが開催されるが、優勝者は10月の大阪でのタイトルマッチが既に発表されているので、どのようにして武道館のメインカードが決まるかはまだわからない。
 今年2月の武道館の時は、昨年12月に潮崎豪がGHCを防衛した直後に武藤敬司がマイクで挑戦表明しただけで、武道館のメインイベントが決まってしまった。潮崎豪対武藤敬司はすごく魅力的な対戦に思えたし、実際にすごく話題となった試合だったから良かったけど、11年ぶりに開催される武道館大会にノア所属ではない(当時)58歳のレジェンドがメインというのは、少し納得に時間がかかったし、他のレスラーからもっとアピールがあってもいいのではないかと感じた。だからというわけでもないけど、コロナ禍という影響の方が大きかったのだが、今年2月の武道館大会のチケットを僕は買わなかった。直前まで色々とすごく悩んだけど、どうしても会場で潮崎対武藤が観たいっていう気持ちになれなかった。PPVの方でもいいかなとなってしまった。
 今回の1.1もABEMAでの放送が決定している。今のところは元日に武道館にすごく行きたい気持ちはあるけど、無料配信でもいいかなっていう気持ちにはなりたくない。だから、メインイベントのカードが誰と誰になるのか、どうやって決まるかはすごく重要。もし、前回のようにマイクでの挑戦アピールで決まるなら、賛否両論が起きて話題となるよりは、誰もがある程度納得できるレスラーであってほしい。
 まだN-1もあるし、どうなるかは全くわからないけど、僕は拳王対潮崎豪が武道館で観たい。N-1で拳王が優勝して、丸藤からベルトを奪って、リーグ戦で負けた相手とかに1回ぐらい防衛して、潮崎豪が現れ「武道館で失ったものは武道館で取り返す」的なことを言い、拳王が「去年の横浜文体の決着まだついてねぇよなぁ」みたいなことを言って、武道館でGHCヘビー級選手権試合、時間無制限1本勝負、潮崎豪対拳王になる、これが今の僕の妄想、、
 もちろんメインのカードだけで決めるわけではないけど、おそらく来年の1月もまだコロナ禍は続いている可能性があるから、コロナ禍であっても武道館に行きたいっていう気持ちに僕はなりたいし、たくさんのお客さんが集結した日本武道館で新年を始めたい。

 

 丸藤が防衛し続けて、急にKENTAがやってくるというのも思いついてしまったのだが、さすがにそれはないか、、笑

#プロレス #ノア #NOAH #noah_ghc  
#日本武道館 #元日

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