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京都国立博物館 京(みやこ)に生きる文化 茶の湯 を鑑賞してきました

(2022年11月16日に秋の風まつりに参加したついでに観光した際の旅行記です。)

京都国立博物館が土曜日は夜間開館していることを調べていたので、
まずはバスで安井金比羅宮へ。
京都へは家族で車で行くことが多かったので、一人でバスで行くのはほぼ初めて。地図とにらめっこしながら、観光客でいっぱいの路線バスに揺られて到着です。
ほえ~ここが具体的にお願いしないとすごい勢いで縁切ってくれる神様のいるところか~
とまずはご本殿にお参りし、あの形代がびっしり貼りついた石に私も祈願してささっと安井金比羅宮を後にしました。
じゃあ次はどこに行こうかな、と周りを見回して高台寺って行ったことないな、とずんずん坂を上り、高台寺に到着。

立派なお寺とお庭を堪能して、昔の人は空間の使い方が贅沢だわ…なんて思いながら、バスに乗ってメインイベントの京都国立博物館へ。

ちょっと疲れたので博物館のカフェでお茶してから、
いざ
「特別展 京(みやこ)に生きる文化 茶の湯」
を拝見します。
時期が良かったのか、現在、東京国立博物館の「国宝のすべて」で展示されている国宝「破れ虚堂」や「観楓図屏風」もいち早く、ゆっくり鑑賞することができました。

さて今回の特別展ですが、
茶道具の展示がメインだからか、とにかく展示品の多いこと多いこと。
いつまでもいつまでも展示が続くかと思うほどでした。
若いころに茶道を習っていたので、ある程度の茶道の心得もあるし、
古の価値のある茶道具が一挙に展示されて見たことないお茶碗が見られるなんてまたとない機会!と思って思い切って行ってみて本当に良かったです。
こんな形の茶杓見たことない!千利休の時代は「茶入」が多いのはお濃茶が主流だったからだよね、確か。なんて1人で納得しながら見られるのが
ひとりだといいよねぇ。

展示されている天目茶碗の中でも、国宝の龍光寺の曜変天目は本当に見事でした。
照明が当たってキラキラとして、これは本当に良いものだと
実感を持って迫ってくるような佇まいでした。
実は先日静嘉堂文庫美術館の稲葉天目もタイミング良く見ることができたので、せっかくなので今度は藤田美術館の曜変天目、大阪市立東洋陶磁美術館の油滴天目も見に行ってみたいなと思いました。

見終わる頃には外はもうまっくら。
お土産を買っていざ、新大阪へ向かいます。

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