見出し画像

小倉記念 確定前全頭見解

はじめに

さて今週は小倉記念と関屋記念の2本の重賞がありますね。

個人的にどっちのほうが面白そうかなって登録馬を眺めていたところ、関屋記念のほうが妙味はありそうな気がします。

とはいえ、こちらも人気馬が圧倒的ではないため、穴が開く可能性は高そうですね。


全頭見解

① アールスター(垂水S6着)
近走の状態としては最低に近いくらいひどいもんですが、夏馬ですし斤量も恵まれそうなので、そのあたりがかみ合えば前進はできそう。
もともと小回りでのコーナリングはうまくこなしますし、内枠引いていいときのようにうまく先行していければやれなくもないが、正直きつい。


② アウトライアーズ(七夕賞14着)
さすがに走れてなさすぎると思います。前走は後方から行ってしまうと勝負にならなさそうでしたのでいいとしてもそれ以外がもっとひどい。粘れるほどのポジションに付けれるわけでもなければ、後方から差し切る末脚があるわけでもない。
小回りでしたらなおさらある程度ポジションはとってほしいのですが。


③ アメリカズカップ(米子S13着)
大雨でも降ってぐしゃぐしゃの中でやれればこの馬の良さは活きてきそう。重馬場適性は非常に高く、前が粘り切れないほどきつい馬場でも粘り切ることができるような走りができるものの、良馬場で重賞クラスとなるとキレ負けしてしまうし、そもそも力が一枚劣る印象。


④ サウンドバーニング(阿武隈S16着)
近走の内容から見ても、そこまで良化してきたという感じはなさそう。本当に斤量50キロで走れるのであれば、大逃げでもすれば面白いとは思いますが、いくら小倉小回りだといっても信用はできない感じがする。


⑤ サトノガーネット(エプソムC9着)
近走結果は伴っていないものの、前走は不良馬場の東京でスタミナ勝負2走前は高速馬場前残り展開(アーモンドアイの仕掛けどころに後続は気を使ったことによる前有利展開)でした。3走前は2着のスカーレットカラーが異常なだけで基本的には先行差し競馬と全くといっていいほど展開に恵まれない。
切れ味勝負の舞台になれば好走できるだけのものは持っているだけに、この小倉への舞台替わりとなってどこまで持ち味が発揮できるか。


⑥ サトノルークス(鳴尾記念8着)
前走は骨折明け初戦でしたが、スタートから終始おいていかれる形に。一本叩いたことで馬に変化がみられるのであれば、このメンバーくらい軽くこなしてほしいものですが、どこまでいいときの状態に戻ってきているのか。
菊花賞で好走しているものの、本質的には1800~2200くらいの中距離馬。舞台的にここは悪くないですし、復調を見せるとしたらこの辺り。同じ鞍上でセントライト記念くらいやれれば。


⑦ サマーセント(マーメイドS1着)
前走は牝馬限定重賞で50キロを背負って勝ち切る競馬。今回は混合重賞に替わって52キロ。負担斤量以上にキツい斤量だと考えていいと思います。
2走前ヒンドゥタイムズ相手に前で粘って3着に来れるあたり、近走の状態からしても牡馬相手にもやれそうな感じはします。
とはいえメイチの仕上げは前走。そこまで上積みがあるとは思えませんし、人気するのであれば危険かもしれません。


⑧ サラス(マーメイドS14着)
ここ2走は前残り展開に泣いたものの、実力的にはスカーレットカラー相手に展開不利の中でもやれるくらいのものはあります。個人的にはここも展開さえ向いて来れば一撃ありそうな感じはするのですが、どうでしょうか。


⑨ ショウナンバルディ(阿武隈S13着)
個人的に前走は度外視でいいのかなと思います。休み明けいきなり好走したあとに、全く手の合わない騎手での逃げ。しかも折り合いを欠きまくってしまい、番手で競馬を進めたいのに押し出されてしまったことで逃げてしまった。
基本的に折り合いに難がない馬なのに、あそこまでやりあってしまうとなるとさすがに騎手と手が合わなかったとしか言いようがありません。いいときにはうまく先行して直線抜け出しができる馬なので、この小回り小倉開幕週はうまく走れそう
鞍上の鮫島克駿さんとは手もあっていますし、鞍上込みで前走の負けから人気しないのであれば一発に期待したい。


⑩ タニノフランケル(吾妻小富士S13着)
前走は何を思ったかダート戦へ。そこでの惨敗なので度外視します。幸さんが以前乗っていた時には強引にでもハナを取りに来る競馬をしており、その競馬もこの馬に合っていたように思えます。鞍上が以前の感覚で押して出していくようであれば、ペースも握れそうですし、小倉巧者振りが発揮できるのではないでしょうか。
気になる一頭ではあります。


⑪ ノーブルマーズ(七夕賞13着)
好走パターンは比較的速い時計を5番手あたりでうまく追走。そこからインが開くのを待つという形。前走は高倉さんが出ムチを打ってまで先手を取りに行きましたが、結果的にそれが裏目に。3角手前では脚が上がっていましたし、勝負にならず。2走前の目黒記念は好走パターン通り前が開くのを待ったものの、思いっきり詰まる形に。
2走前から前走にかけての2か月で急激に衰えが出るとは正直思えないので、まだやれそうな感じはあります。枠次第ですが、最内枠などが取れるのであれば買います。
そろそろ直線で叫ばせてください。そしてJRA銀行ノーブルマーズ支店からお金を引き出させてください。愛してますノーブルマーズ先生。


⑫ ブレスジャーニー(都大路S6着)
衰えが出てきているのか、だいぶ使える脚の長さが短くなってきています。そのあたり小倉は手が合いそうな感じはあるのですが、近走のレースぶりを見ていてもそこまで買いの要素はなさそう。


⑬ ミスディレクション(尼崎S1着)
絶対ハナが欲しいマン筆頭候補。ただ基本的に叩き良化型の馬なので、休み明け初戦のここでいきなり好走はどうなんでしょうか。
個人的に小倉は合いそうだなとは思うんですが、追切次第なのかな。


⑭ ランブリングアレー(垂水S1着)
前走3勝クラスとはいえ、混合戦で勝ち切る強い競馬を見せてくれました。勢いのあるディープインパクト産駒に逆らうといいことはありませんし、素直に買い目に入れてあげたい感じです。柔軟な競馬ができる馬で、先行して速い上りが使える点は評価できます。
また小回りや内回りコースでの実績が多く、この点も評価できるポイントになると思います。斤量も手ごろですし、面白い馬だなと思います。
気になる点としては使い詰めと、小倉記念を意識したローテには見えないところです。ここまで状態もよく結果も出たし、手ごろな重賞行ってみるか感が否めません。


⑮ レイホーロマンス(函館記念5着)
実は小倉では毎回掲示板に乗るような隠れた小倉巧者。前走も前で受けた2頭に粘られてしまったものの、後ろから行った馬の中では好内容の競馬を消化。
状態さえいいのであればここも上位争いができておかしくないのですが、さすがにかなり使い込まれており、きつい状態であってもおかしくない感じ。最終追切次第。


⑯ レオコックブルー(マレーシアカップ6着)
昨年の夏、同舞台で3角から早めにまくってヒンドゥタイムズに勝ち切る強い競馬を見せてくれました。ここも斤量はかなり恵まれていますし、積極的に動かしてくれる騎手が乗ってくれるのであれば一撃あってもいいかなと思います。


⑰ ロードクエスト(中京記念11着)
エントシャイデンやインディチャンプあたりと競れるあたりまだ終わった馬ではないと思いますが、何故トップハンデなんでしょうか。
出遅れないという前提条件は付きますが、超久々の2000で追走に余裕が出てくれるのであれば魅力はありますが、正直手は出しづらいかなという感じです。


簡易評価

(A=◎ B=▲ C=△ 穴で一考=☆)

A ショウナンバルディ・ランブリングアレー
B サトノルークス
C サトノガーネット・サマーセント・ノーブルマーズ
穴で一考 タニノフランケル・レイホーロマンス

画像1

現状こんな感じです。

個人の記録的なものなのでサポートはお気持ちで十分です! たくさんの時間をかけてできたわたしの資産ともいえる予想が皆様にとってプラスになれば幸いです。 もし記事が参考になったら、次のレースのご自身の本命馬の複勝にかけてください。それでお金が増えたらサポートしてくれたらうれしいです。