いつの日か
食べることは生きることで不可欠であると思う。実際美味しいものが目の前にあったら食べたいと思うし、お腹もすく。
ただ、ぼんやり過ごしていると、食べると言うことがなんなのか最近よくわからなくなってくる。
昔私は食をストレスの吐口にしていた。とにかく食べれば安心した。最近はそうでもない。別に食べなくてもいいか、お腹が空いたら食べよう。それはとても良いことだ。
ただ、やはり寝食、衣食住は健康な心あって初めて成立するものだと、つくづく思う。
夏に食欲が死ぬほどなくて食べ物が食べられなかった時、嫌なことがあった時、どうしようもない時の寝食ってままならない。とにかく私な場合は落ち着かない。
よく、緊張して味がわからなかったと言うが、そんなことあるまいと思っていた。
今日の夕飯は、私が玉ねぎのみじん切りから作った美味しいはずのミートソースだったが、全く味がしなかった。味がしなかったと言うよりよくわからないうちに食べ終わっていて、満腹感だけが残って、美味しかったと言う気持ちが損なわれた食事。
カムカムエブリバディを見ながら、時代の過酷さを見ていると、本当に今の時代に生まれたことが有難いことだと思う。当たり前じゃないと思う。
食料が食べられるってありがたいことだなぁと思いながら、無になって食べるミートソース。矛盾だらけな私。
もっと日々に感謝して生きたい。多分そうしたら未来は明るくなっていくはずだから。そう、思っている。
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