俳句幼稚園~開戦日~94・95

①開戦日写真の伯父は若いまま

②語られし人も遠くの開戦日

①母の一番上の兄は航空隊の一員でした。結婚してまもなく戦地に赴き還らぬ人となりました。伯母は再婚もせずに遺された子どもを育てて。何度かお会いしましたが饒舌で苦労なんてしてないよといった風に明るい人でした。遺影の伯父は、溌剌とした笑顔を残して若いままです。

②実家の裏には防空壕が残っています。もう藪と同化してますが、もっと祖父に話を聞いておけば良かったと心残りです。

★小学生頃までは、傷痍軍人と思われる人が歩道橋に空き缶置いて座ってるのを度々見かけました、紙芝居のおっちゃんの家には『遺族の家』とかいう札(?)がありました。高度成長の前の時代のはなしです。

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