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東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスレポ(早朝気合組)

この記事について

ファンタジースプリングスにて、アナ雪とラプンツェルとピーターパンに気合で乗ってHP0で帰ってきたのでそのレポです。
あとこの記事は新アトラクションのネタバレが若干あります。


これまでのあらすじ

いろいろあって友人と東京ディズニーシーへ行くことになった俺!
なんと日程はファンタジースプリングス開園月の六月!
予算も1万(+入園料)ぽっきり!
果たして無事にファンタジースプリングスに入れるのか!?
そして予算内に収まるのか!?

予算について

ファンタジースプリングスホテル?バケパ?高いよ!
基本的に金こそ正義。「課金」して殴るか、「気合」で勝つか、のゲームの東京ディズニーリゾート。
「課金」をすれば当然その分の対価が手に入る。それが「ファンタジースプリングス入園保証付き&何度デモ乗り物に乗れちゃうよ!」チケット。通称「ファンタジースプリングスマジック」これである。
しかしこれはバケーションパッケージ(バケパ)でないと手に入らない。バケパは公式HPを見ていただければわかると思うが1人7万からってなんやねん。馬主みたいな金持ちがそこらへんにうじゃうじゃいるって勘違いしていませんか?
もちろん我々は馬主ではない。なので選択肢が「課金」OR「気合」であれば当然「気合」一択である。

私「予算どれくらいだと思う?」
友「1万かな…?」

そんな感じで予算一万に決まった。

作戦について
とりあえずそれまでの日付の混雑状況を見て建てたプラン。
①アナ雪のスタンバイパスを取る
②ラプンツェルのDPA
③ピーターパンのスタンバイパスを取る

戦いの始まり 早朝ゲート前


ゲート前の写真なんてなかったのでランドホテルの写真でお茶を濁す

早朝。我々は始発で電車に飛び乗り、p時間ほどで入園ゲートに到着した。だというのに入園ゲートには植木鉢4、5段目ほどまで列が伸びている。朝五時起きで電車に飛び乗ったのにもう戦いは始まっていたのだ。
 ディズニーからの距離的格差社会を思い知らされたことと、目の前で人目を気にせずいちゃついているカップルとで、すでにMPが削られ始めていた。このカップルを眺めながらゲートが開くまで過ごさないといけないのか~。
 いちゃつくカップルを眺めながらハッピーエントリーで入園するホテル組を横目に「お、もうすぐだな」と思いながら我々は入園までの時間を待った。
(こうは書いているものの私はディズニーでいちゃつくカップルに関しては、ふだんは「ま、いいんじゃね。ミッキー、ミニーだって公衆の面前でいちゃついてるし」と思ってる。この時は状況が状況だった)
HP 80
MP 50

開園、入園、そして電子の戦い


 開園後10分ほどたった頃ようやく入園することができた。早速電子の戦いへ身を投じる我々。スマホを開き、計画通りにパスを取っていく。

①アナ雪のスタンバイパスを取る
②ラプンツェルのDPA
③ピーターパンのスタンバイパスを取る これは後から

 朝五時起きで来たかいもあって我々は何とか②までの道程をこなすことに成功した。ここで思わず「やったぜ!!」とハイタッチしたのは言うまでもない。

 スマホ画面から視線を移し、あたりを見渡すと、地球儀の周りでひたすらスマホをいじっている人々。なんも知らん人から見たら「ディズニーまで来て何やっとんねん」だが、オリエンタルランドが「このやり方でやってくぜ!」って決めたんだから仕方ない。 ファンタジースプリングスへの入園は12時からなのでその間ほかのアトラクションに乗ることにした。

冒険とイマジネーションの海へ

 友人が来園7年ぶりということでその間にできたアトラクションをできるだけ体感してもらおうと思っていた。
 そしてソアリンが待ち時間60分ほどだったのでとりあえず並ぶことにした。並んでる間に次の行動をどうするかについて話し合ったり、ソアリンの待機列は人を楽しませる要素が豊富なので、あっという間に順番が回ってきた。

楽しい待ち時間。この間にプライオリティパスでインディ、モバイルオーダーで昼食を予約したと思う 。

 キャストのお姉さんに案内されカメリア・ファルコとご対面。友人は初対面なのでめちゃくちゃ楽しんでいた。
 が、私はというと、まだ魔法にかかっていなかった。舐めていたのだ。乗るのは三回目。もうきっと飽きてしまっている、と。
 「はいはい、カメリア・ファルコさんお久しぶりです」
 みたいな感じである。
 しかしいざソアリンで空の旅へと出発すると、私は簡単に魔法にかけられた。

 え…空の旅めちゃくちゃ楽しい。

 そして地上へと舞い戻ったときには自然と拍手をしていた。我ながら単純な生物である。
 爆速で魔法にかけられた単細胞生物の私は簡単にディズニー・ハイの状態になった。イヤッホオオオオオ!!

HP HIGH
MP HIGH

インディ、アクアトピア、海底二万

おしゃれティーポット欲しい

 完全にディズニーHIGHの状態になった我々はそのままバンバカ、アトラクションに乗った。インディで若さの泉を見つけ、アクアトピアで知らん人に手を振り、海底二万マイルで謎の深海生物とご対面してきた。ちなみに私、深海でトラブルに巻き込まれたことが優に十回は超えていると思う。だが、彼らは何度も私を助けてくれている。
 正直彼らも
「いや、こいつら何回トラブってんねん。もう深海に来んなや」
と思っていることだろう。ネモ船長、そこんとこどう思いますか?
 この間にポップコーン(バター醤油)と餃子ドッグも買った。餃子ドッグ、初めて食べたけどマジうまかった。
 それから10時20分ごろピーターパンのスタンバイパスを取得した。

まさか取れるとは思っていなかった。そしてあんなに楽しいとも思っていなかった。

ファンタジースプリングス(FS)入園 アナ雪へ

この先進むべからずの看板

 いよいよ、ファンタジースプリングスに入園する時刻がやってきた。入園時にトンネルの中でパークチケットをかざすシステム。何事もなく入園し我々はさっそくアナ雪のアトラクションに向かった。

ここからネタバレラッシュ(といっても待機列以外写真は撮っていないので、アトラクション自体のネタバレは文字情報オンリー)なので目次をここに置いておきます。noteは記事を折りたたむ機能がないらしい。不便。
追記 目次は一箇所にしか置けないらしい。不便

以下アナ雪ネタバレ


 まず待機列からしてワクワク感がすごい。城の中に入ると映画にまつわる様々なアイテムが置いてある。

ここで姉妹が仲良く(幼少期まで)過ごしていたのかと思うと胸に込みあがってくるものがある。
さすがオタクの心をよくわかっている
乗り場はこんな感じ。藤の花の装飾が美しい。

 いよいよ、ボート乗り場が見えてくると一気にテンションがぶちあがる。
 我々は運よく一番前の席に乗ることが出来、「まじか…」と出航すらしていないのに既に感動していた。そして先頭の足元は結構びしょ濡れだった。
 「え、そんなに濡れるの?」
 私はひそやかな恐怖心を抱いたままだったが、キャストのお姉さんは笑顔で見送ってくれた。私も笑顔で手を振った。
 船が出発した。
 アトラクションの内容としては映画のストーリーを最初から最後まで細かく追っていくといった内容だった。いつものディズニーアトラクションなら次のエリアの曲が聞こえてきたりするものだが、これに関してはほぼ無かった。先に行った船が視界に映ることもなかった。(確か)
 あと途中でガタンゴトンと船が昇っていく演出があるが落ちるのは2、3回程度。どちらもカリブの海賊より浮遊感や落差はないので私みたいなチキンでも安心である。ちなみに私はなんも知らんかったので途中いきなり登って行って「え、落ちるの?聞いてないんですけど?」状態になり、楽しむ気持ち半分、落ちることへの恐怖半分で十分に楽しめなかった。また乗りてえ…。
 個人的には映画を見てから乗ることをお勧めしたいアトラクションである。見ていなくっても楽しめることは楽しめると思うが、どうしてもストーリーを端折っている箇所はある。速足感は否めない。
 というわけで画面の前の君。今すぐ一緒に行くお父さんにアナ雪を見せよう。行った時にはきっとお土産をねだりやすくなっているはずだぞ!
 ちなみに濡れた足元の謎は最後までよくわからんかった。ちょっと落ちた時にたまたま濡れたのかな。

その後 昼食


 アナ雪に感動した我々はしばらく熱く語り合い、語り合いながら、FS内をゆっくりと眺めることにした。

エルサの城がきちんと見える。すごい。
ミッキー先輩 いつ見てもかっこいい
海、青い

 その後程よく予約した時間になったのでアレンデール・ロイヤルバンケットへと向かった。
 ちなみにこのディズニーモバイルオーダーというシステム。入店してから料理が出てくるまでそこそこ時間がかかるので先に席を取っておいた方がよいかも。我々は入店してから少なくとも10分ほど待ったと思う。

店内の装飾はなかなか見ごたえのあるもの
おまたせ

 私はアレンデールロイヤルセットのビーフを注文。
 手前右のパイの中には牛肉、ペンネ、がゴロゴロと入っており、奥右のグラタンもジャガイモが丸ごと入っている。おまけにパンとデザートまでついてくるのでかなりボリューミー。箸休めのサラダがなければ危なかった。

ラプンツェルへ ネタバレ

美女が歌ってくれてる

その後ラプンツェルDPAの時刻となったのでアトラクションへと向かった。 DPAはやはり列がスイスイ進む。アナ雪の時はスタンバイだったので30分以上待ったのだが…。 これが二千円の差かあ…。まあ、アナ雪の待機列並んでるだけでも楽しかったから別にいいけどね。 などと物思いにふけったり写真をバシャバシャ撮ったりしてる間にあっという間に順番が回ってきた。 なぜかまた一番前の席。 なぜ…? アトラクションの内容としてはエモエモな雰囲気の中、二人の関係性を見せつけられる。といった内容であった。カップルで行くといいかもしれない。あと、ランタン飛ばしたくなりました。 アトラクション自体はアナ雪よりもかなり短い。映画を見た人じゃないと「ラプンツェルはわかるけどこの男の人は誰?」となるかもしれない。

ピーターパン ネタバレ


 次のアトラクションのまで時間があったのでわれわれは人魚の入り江に行ってのんびりと過ごすことにした。しかし久しぶりに行ったが楽しかった。いいな…。

お久しぶりです、王よ。まだエラ呼吸はできません。

 その後ピーターパンの時刻になったので再びFS内に戻った。ベンチで少し休憩しているときに隣のお姉さんから危うくネタバレを食らいそうになったが、寸でのところで席を立ち、アトラクションの列へと並んだ。
 スタンバイパスではあったものの、そもそも並んでいる人数が少ないのですぐに順番が回ってきた。
 キャストさんに案内され、また一番前の席に座らされる。3連続先頭。もうここまで来ると「もうすぐ死ぬんかな?」と懐疑的になってきた。(でもその日申し込んだBBBは落選した。あれって当たることあるのか?)
 正直ピーターパンを見たことがなかったので話に付いて行けるか不安だったが話の内容は単純明快。ピーターパン氏曰く
 「ジョンがフック船長にさらわれたので助けに行こう」
といった内容だった。よかった。これなら理解できる。と安心したのも束の間。ピーターパン氏、ティンカーベル氏の力を借りてものすごい勢いで飛んでいく。いや、すごい。とんでもなく速い。もうちょっとゆっくり飛んでくれてもよかったよ。酔うから。
 無事にジョンを取り戻すことが出来たのはよかった。だが、ネバーランドに大人が入り込んでしまった罰なのか、我々は若干の気持ち悪さを胸に抱えながらピーターパン氏とお別れした。
 3Ⅾメガネをかけているおかげで迫力がとんでもなくキャラが目の前にいるかのように感じられ、飛んでいくときには乗り物もビュンビュン揺れるため本当に飛んでいるように感じられた。
 話も分かりやすかったし、迫力満点。乗っててめちゃくちゃ楽しいアトラクションであった。
 ただし酔う。おそらく一人称視点のゲームなんかで酔いやすい人は結構来ると思う。FPSとか。少なくともそういう方は食後には乗らない方がいいと、私は思う。私はFPS酔いやすいタイプ(8番出口のプレイ動画の時点で正直きつい)なので、本当に途中で3Ⅾ眼鏡をはずすべきか迷った。一応最後までつけていても最悪の事態にはならなかった。
 というかこれがスタンバイパス三番人気というのにはびっくりした。もっと人気あってもよくないか?

 夜のFS


その後はパーク内をフラフラしてショーの時間まで待つつもりだったが、友人がふとこんなことを言い出した。
友 「夜のファンタジースプリングスのイルミネーション見たくない?」
私 「見たい」

 よくよく案内を見るとFS内へはアトラクションの終わった後でも入場OKなよう。
 我々は再びFSに戻りゆっくりとイルミネーションを堪能した。

ミッキー先輩夜になっても良い
眠れる森の美女と見守るランタン
アレンデール城

  いやーきれいでした。ただランタンを飛ばしたくなりましたね。どうでしょうオリエンタルランドさん、ランタンのおもちゃとか是非…。

と思ったら売ってた。しかもプラネタリウム機能付き。天才か?
https://www.tokyodisneyresort.jp/goods/113002222/

 このあと、ちゃーんとトイマニにも乗って腕を腱鞘炎気味にしてきました。

永遠の1時20分

HP 0
MP 100

また行きたい

 久しぶりに行ったがやはり夢の国はすごかった。楽しすぎた…。
 今回はアトラクションメインで廻ったが、次はショーメインで行きたいなと思ってる。うわさに聞くビリーヴを見られなかったことは心残り。

今回の経費


 ラプンツェルDPA 2000円
 昼 3000円
 夜 2290円
 飲み物 400円
 お土産 600円
 ポップコーン 400円
 餃子ドッグ 700円
 思い出 プライスレス
 合計 9410円
 
 ここまで読んでくださってありがとうございます。初めて書いた記事なのでつたないものになったと思います。というかこの文字数なら記事を分ければよかった。
 
#TDS #ディズニー #ファンタジースプリングス


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