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【白黒幻奏】ディーバ限定戦デッキ紹介③&④【フォンニーナ/CoZ12】

ご覧いただきありがとうございます。本記事は、2023年5月に執筆しており、筆者の現在の構築や採用理由などと異なる内容が書かれていますことをご了承ください。

2024.1.24 追記

こんにちは。一見客です。

前回に引き続き、今回も5月のフレンドリーバトルを想定したディーバ限定構築戦のデッキを紹介したいと思います。

(前回の記事はこちらです)

※前述のとおり、当記事の内容は、全て2023年5月のフレンドリーバトルのデッキ構築条件「ディーバ限定構築戦」(ディーバ関連カードのみ使用可能、《華黄の城門》などは使用しない)を前提としています。対戦相手も同じ条件で想定しています。
※市場相場に関してはデッキへの採用理由として考慮していません。いわゆる高額カードも遠慮せずに使っていますので、ご了承ください。
※誤って解釈しているルール等が無いとは言い切れませんので、こちらもご容赦下さい(もしTwitter等からご覧になっていて気づかれた方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると僕はとても嬉しいです!)。
※各リンク先はバトルスピリッツ Wiki様(リンクフリーとのこと)のページです。


③フォンニーナ

”詩名”統一はいいぞ。

3【契約】《[ずっと一緒に]フォンニーナ
今まで学園祭に任せている部分の大きかった手札補充をしてくれる低コスト私服スピリットで、学園制服から召喚出来る点を重視して3枚採用としました。オンステージ時のドロー効果は有難いですが、後攻1ターン目にエアリーゾンビをオンステージしてコアブ出来る状況であればそちらを優先し、このスピリットの召喚は後回しにしています(ドローよりもコアブを優先した方が次のターン以降の動きが楽になるため。この場合はコアブがメインステップに出来ず、増やしたコアをそのターン中に使いにくいため尚更そう感じます)。
3《[ミッションスクール]フォンニーナ
オンステージ元私服フォンニーナの1種類目(実際にはこっちが2種類目?)。オンステージ先の枚数に困らないのが、この類の”詩名”統一デッキの魅力の一つだと思います。
3《[冬の装い]フォンニーナ
手札を減らさない初動役で、契約でオープンする前にデッキトップを決めておくこともできます。他にも初動になれるカードは色々ある中でこのカードを採用している理由については後述します。
3《フォンニーナ
オンステージ元私服フォンニーナの2種類目(実際にはry)。こちらは最大軽減で0コストになれるのが良いところです。
2《[オフショット]フォンニーナ
契約エアリーを使うにあたってオンステージ6枚では心許なく感じたため、その追加枠としての採用です。ミラージュとしてはゾンビを優先して置くことが多いです。
3《[チョコレート大作戦]フォンニーナ
主にアタック中にアクセルを使って攻撃面でサポートしてもらう役目ですが、ゾンビがあれば相手ターン中にも防御的に使いやすくなりますし、召喚しても最低限ドローに変えられるなど、小回りの利く1枚です。
3《[学園制服]フォンニーナ
こちらも役割が多く、展開・手札補充・追加アタックを1人でこなします。ドローするタイミングの関係でオンステージ元を引き直してそのまま展開出来るのも綺麗な動きだと思います。自前で回復できるためかんざしの合体先としても適任で、ちょうど5点分になります。
3《[ダンシングビー]フォンニーナ
個人的にはフォンニーナデッキに最も大きな影響を与えた新カードだと考えていて、(魂状態になれる契約との組み合わせにより)盤面に何もないところから使える防御手段はとても嬉しい追加だったと思います。手札に2枚あれば煌臨時効果でもう1枚を召喚することで4体疲労させることが出来たりもします。全体的に除去は手薄なデッキなので、アタック(ブロック)時効果も重宝します。
1《[学園祭プリンセス]フォンニーナ
自分の中での自由枠です。以前までは特に重要な手札補充役だったと思いますが、契約によって手札補充面が充実したため今回はそちらに任せることにして一旦4枚目のような形で1枚だけ採用しました。契約を1枚採用とするなら重要度が上がるカードだと感じています。他の候補としてはダンシングビーと相性が良く追加のコアブ役にもなれるクリスマスや、攻撃面と除去をより手厚く出来る白黒幻奏などが有力かなと思います。
3《[ハロウィン・ゾンビ]フォンニーナ
基本的には召喚してのコアブ役で、こちらは効果での召喚でなくて良いのが魅力です。ターン1制限もないため回復させれば3コア以上増やすこともできてお得です(リリで回復させて手札とコアを確保、みたいな動きはよくあります)。手札やコアの充実している状況であればミラージュとしても使うことが多くセットして除去耐性をつければ回復効果を使いやすくなりますが、フラッシュタイミングのコアシュートを擁する契約リアス相手には上手く機能しないかも知れません。
3《[エアリーダンサー]フォンニーナ
このデッキの主役というような立ち位置のカードで、最速だと後攻1ターン目に可能なオンステージによるコアブと、アンブロッカブル&アタックステップ終了メタでの決定力の増強との書いてあるそのままですが2つの大事な役割を持っています。コアブ効果は置く先が自由なことや、アタック時効果が「このターン中」永続することなど、細かい点も嬉しいです。
3《星華のかんざし
打点と速度を引き上げる、このデッキの攻撃面で最も大きな影響力を与えている1枚です。後攻1ターン目から可能なオンステージが2種類ある上でオンステージ先も合体条件を満たすコスト4以上が豊富なフォンニーナは、この髪飾りが最も似合う詩姫の一人と言えるでしょう。月並みですが、リリチョコレートなどの回復手段と組み合わせて攻めていきたいところです。
3《プロデューサーリリ
お馴染みのカードですが、アタック時効果の多いフォンニーナとは特に相性が良いと感じています。コアブのあるデッキなので、初動以外で2コスト支払うことになっても比較的配置しやすいという意味でも相性が良いと思います。
2《フィニッシングダンス
契約を含む7枚のオープン手段とリリを擁するデッキということで、防御札としてこのカードを選びました。ダンシングビーという新たな防御手段を手に入れたことで、3枚採用しなくてもライフを守りやすくなっていると思います。
2《戦乱魂歌
バーストを持ったフォンニーナが現状いないため、折角ノーコストでカードを使えるバーストエリアを活用しないのは勿体ないと感じてバーストを採用しようと考えたのですが、その中でもメイン中に除去が出来るカードしてこのカードの採用に至りました。アタックステップ中の除去であればフォンニーナにも何枚かあるのですが、オンステージ/ショーアップが困難になるキリンに対抗できるカードとしてメイン中の除去が欲しいなと感じています。バウンスでの除去になる代わりに低コストの《おしおきぱ~んちっ!》や、メタ要素を気にしないのであればリューネ、バースト外のメタとしては学園制服からも召喚出来るオフショットセイクレアなど、自分の考える中でも色々な選択肢のある枠です。


元々、オンステージ/ショーアップと衣装の両方が充実していて構築しやすく回しやすくもある印象のあったフォンニーナですが、防御役となり除去も出来るダンシングビーが加わったことで器用さにも磨きがかかった印象です。
主にやりたいことは、「後1~先2オンステージ×かんざし×回復による早いターンの大きな打点による速攻(いわゆるブン回り)」「各種アタック時効果に回復を絡めてリソースを増やしながらの継続的なビートダウン」「エアリーのアタック時効果の下で3コストスピリット達の展開・回復による打点を用意して詩姫2大防御札スイートハート(Rev)エブリワンの両方を貫通する」の3つです。その時の引いているカードや状況によってこれらの戦略を使い分けていくような感じです。
今回は3つ目のコンセプトを重視して、契約冬の装いなど3コストスピリットを多めに採用しています。そうした結果として初動となれるカードが充実したことや、デッキ全体で(かんざし以外は)役割の似通ったカードが複数採用されていて特定のカードをどうしても確保したいというような状況が少ないということもあって、今回はメインステージを不採用としました。


④CoZ12(白黒モニカ)

ワンショットは漢のロマン

3《キャロン・ポーン
いきなりCoZ12でないカードですが、アブソリューツも(自身を含めて)18枚あるということでキャンディを引けなかった時にセットすることで追加のコアブ役となります。低コストかつ使い回せるアブソリューツ/CoZ12のオフショットモニカの追加によって更に使いやすくなりました。メインステージのある状況では0コストで召喚して回収役となれることもあって、複数引いても特に困らないため3枚採用としました。他にミラージュ持ちを採用していないため、セットするカードが競合しないというのも大きいです。
3《セフィ・アリエス》(BSC37-RV010)
デッキの動きを安定させる3枚オープンの初動役で、1コストでCoZ12の数を増やしつつ白黒モニカを探しに行くことができます。デッキ下からのドロー手段が結構あるデッキなので、「今使わないカードだから残りは下に置く」とは必ずしもならないのが難しくて面白い1枚です。
3《[黄の詩姫神]キリン・ムソーシン/[夢想転醒・黄の詩姫神]キリン・ムソーシン
いわゆる時間稼ぎ役で、序盤の防御の要です。ディーバ限定構築戦ではオンステージ/ショーアップ持ちを疲労させる動きがとても有効で特に契約フォンニーナを擁するデッキであればそれが上手く機能することが多いため、相手がフォンニーナと契約しているのであれば優先的に後攻1ターン目にLv2で召喚しておきたいと考えています。とにかく表面(A面)が重要なため、バウンス系の除去をされた時は敢えて転醒せずにそのまま手札やデッキに戻ってもらって再召喚するということも多いです(メインステージがあるなら回収効果が使える為なおさら転醒させないことが多いです)。
3《[オフショット]ドラゴモニカ・タウラス
初動としてもまずまずの召喚時ドロー持ち3コストで、中盤以降は複数枚ドローや使い回しも狙うことも出来るということで手札補充を担います。白黒モニカでダメージを出すために大量展開するにはコアだけでなく手札もたくさん必要なため、リソース補充の重要度は他のデッキと比べても高い部類だと思います。
3《ポロン・サジータ》(BSC37-RV012)
展開の起点となるカードで、主にキャンディの早期召喚によるコアブを狙います。白黒モニカで決めに行くときは、指定アタックの為に効果で召喚する1コストスピリットかつ召喚時バーストを踏まない(キリン共々)というのも嬉しかったりします。
3《[双星歌姫]ジェミナ&ナイズル
Lv2効果は白黒モニカなどにとっての2体分にはならない(「体につき~」効果で追加参照できない)ですが、私服ポロンの追加のような意味合いで展開を助けます。いくつか採用している最小4コストのスピリット達はこのカードで召喚することで同じコストで2体展開出来るため、白黒モニカのバーン効果を狙うターンではそうした動きをすることが結構あります。
3《[スターフェス]レオナ・ライクブーム
このデッキの防御札は基本的にアタックを1度はライフで受けることになるため、その際にバーストを発動して自身を含む2体を展開した上で返しのターンに白黒モニカでカウンターするような動きを狙う意味合いで採用しています。召喚時に除去できるスピリットもある程度採用しているので、運(と相手スピリットの耐性)が大きく絡みますがそれによって防御札の無い状況でも凌ぐチャンスがあります。
3《[大空舞う翼]ウィンディ・ベヒモス様
このデッキの除去の要で、全チーム持ちということでキャロンのミラージュによるコアブにも対応しています。大量展開したいデッキなので軽減の多さと1ドローもとても嬉しいです。ただし、自分の詩姫の数ぶんのスピリットを強制的に除去してしまうので相手のスピリット全てを除去してしまって白黒モニカで指定アタックするためのスピリットが残らないこともあるので、召喚するタイミング(何体並んでいる時に召喚するかを軽減などと相談して考える)が難しかったりします。また、Lv2以上では指定アタックが出来なくなるので白黒モニカを使う時はLv1にすることになります。
1《[スターフェス]ポロン・サジータ
白黒モニカを使うにあたって採用したカードで、これであれば先ほど書いたベヒモス様のように除去し過ぎてしまうことを気にする必要がなく、任意の相手スピリット1体を残しておくことができます。バウンス耐性持ちに触れることが出来るのも嬉しいポイントです。
1《[学園の熾天使]ミレディエル
スターフェスレオナのところで書いた通り、防御札を使ってもライフが削れていくこのデッキでのライフ回復を担います。あると防御面に余裕が生まれますが、ゲーム1効果ということで1枚採用を頑張って引きに行くこととしました。衣装でないためメインステージでの交換・回収には対応致しかねます。
3《[スターフェス]キャンディ・サード
メインとなるコアブ役で、白黒モニカを使うにあたってたくさん展開したいこのデッキではコアブの重要度も高いです。と言いつつLv2の効果も使うことが多く、この効果によって白黒モニカに頼らずに展開したスピリットの打点を追加して普通に攻めていくことも全然あります。コアブによる後の展開補助と(サブとはいえ)フィニッシュ手段を兼ねる、とっても大事なカードです。
2《[白黒幻奏]ドラゴモニカ・タウラス
デッキのコンセプトとなったフィニッシャーで、何と言ってもフラッシュタイミングを挟まない上限なしのバーン効果によるワンショットが魅力です。バーストや白晶Revには気を付ける必要がありますが、バーストのない相手のライフを3点過剰に削れる状況を作れれば決められると思って良いでしょう(僕の頭から抜けてる可能性も否定できないので、もしケアすべき手札誘発などのカードがディーバ限定構築戦内にあれば宜しければTwitter等で教えてください!)。先ほど書いた通りキャンディによるフィニッシュプランもあることに加えて複数枚使うこともほとんど無いため、主役ではありますが2枚採用としました。ただフィニッシャー以外にもオフショットモニカを使い回す為のショーアップ先という地味な役割もあります。
3《[スターフェス]ドラゴモニカ・タウラス
オフショットモニカのショーアップ先であり手札補充役で、基本的にはLv2以上として指定アタックによる除去も任せることが多いです。バトルによって除去できることはPアレックスの神域や詩姫神達のカーテンコールに対して有効です。ダブルシンボルによってライフを詰めていくこともあり、総じて高コストのカードでありながら柔らかい柔軟に動ける1枚です。キャロンセット下でのショーアップは2コアブ+3~4ドローとなり、さながらローズ・ベリィのようです。
3《戦国フェス メインステージ
速度のあるデッキではないので、ターンが経てば経つほど効果の発揮機会が増える所謂「置きドロー」であるこのカードの活躍の機会も多くなります。このデッキは私服が15枚も採用されていて普通はこのようなバランスだと上手く使いにくいカードなのですが、そのうちセフィモニカは衣装を探しに行けるため私服がこれだけ多くても「手札が私服ばかりで手札交換できない!」という状況には比較的なりにくいように感じます。キャロンのところで書いた通りデッキがアブソリューツにも寄っているため、もし安価で構築しようという場合にはアブソリューツステージなどを使うのも良さそうです。
1《スイートハート》(BSC33-RV001)
ライフを守るだけではなく、後続のアタック時効果まで止めてくれることが嬉しい防御札です。契約リアスなどの除去ができるアタック時効果を複数回使わせないことで場にスピリットが残った状態でターンを貰いやすくなり、結果として白黒モニカでのフィニッシュを助けます。シャイニーハーツやアブソリューツではアタックステップ終了メタがしばしば使われるため、そういった相手には使えるタイミングがあるうちに使いたいところです。
2《白晶防壁》(BS33-079)
バンドディアナ学園の四魔女イルマなどのスピリット耐性持ちには指定アタックも出来ないどころかベヒモス様などでも除去できなくなってしまうため、そういう状態の相手の場に触れるようにという意味合いが決め手となってこのカードをメインの防御札に選択しました。友希あいねは今のところは割り切ることとしました。


キリンで時間を稼ぎながらベヒモス様などの除去で時間を稼ぎつつ、モニカのオフショットスターフェスで手札を、キャロンのミラージュやキャンディでコアをどんどん増やしていき、増やしたリソースで数を並べて白黒モニカで削り切るというデッキになっています。CoZ12には他にも1人でゲームを決められる可能性を秘めたフィニッシャー天秤リヴィーもいますが、モニカは下準備が必要な分止めにくいのが特徴であり長所だと思います。白黒モニカ本人の決定力はもちろんのこと、ショーアップ元のオフショットが序盤から終盤まで終始使いやすいというのも大きな魅力です。むしろこのショーアップ元のオフショットモニカの登場がこのチームにとって大きかったようにさえ感じています。
序盤からたくさんアタックしてライフを狙っていくというデッキではなく初動役としても良いカードが比較的豊富ということもあって、回復の恩恵が薄いリリは不採用としました。CoZ12(特に白黒モニカをメインに据えるタイプ)は、自分の考える中で最もリリの重要度の低いデッキの一つだと考えています。


今回は、(前回紹介した2つのデッキ以外で)新弾で追加されたカードを使ったデッキの中でも注目度の高そうなデッキタイプから紹介させて頂きました。5月のフレンドリーバトルは僕も参加しようと考えていますので、ショップでお会いした際はどうぞ宜しくお願いします!
また、イベントで色々な方と対戦できれば新しいアイデアが生まれてそれについても書き記すことがあるかも知れませんし、まだ紹介していないデッキについて書く可能性もありますので、その時にはまたこちらで是非お会いしましょう!

読んで頂きありがとうございました!

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