人狼ゲームでの狩人の動き方

最近ZOOM人狼 GARDENリーグをこっそり楽しみにしている一臥です。
ZOOMでの人狼はやはり全員の顔がきっちり常に見えているのが良いですね。
人狼に投票が入ったときの仲間の動きとか、そういう細かい部分を見られるのが結構面白い。

さて、今回は村陣営の役職、占い師、霊媒師、狩人のうち、一番目に見えて活躍できる狩人の動き方・立ち回りについてお話していきます。

目に見えてというのは、占い師は偽物が騙りに出やすく、人狼を見つけても信用されないケースがあります。霊媒師はローラーになりやすく、一人で確定していれば襲撃されやすい役職です。

その一方で狩人は護衛が成功すれば、一人確定の人間ができ、生存証明までできます。
また人数が偶数であれば、護衛成功により処刑回数が1回増えます。

霊媒師が「昨日処刑した○○さんは人狼でした」と言ってもあまり拍手は起こりませんが、護衛が成功すれば生存者全員が狩人を称え、拍手をするでしょう。

「狩人保護のために霊媒ローラーしましょう」と言われるほど、狩人は人狼ゲームにおいて重要な役職であり、村陣営にとってのヒーローなのかもしれません。

狩人COのタイミング

そんな村陣営のヒーロー、狩人にも弱点があります。
それは「自分自身を守れないこと」です。
自身の身分を明かすことなく、ひっそりと村人たちを守る。
そんな役職なのです。
※人狼ゲームには傭兵という自分を護衛出来る第3陣営の役職もありますが、ここでは割愛します。

だから狩人のCOはあまり行われません。

狩人がCOするのは

・人外側が騙ってきた場合

・真予言のグレーであり、狩人COによって村人目線の盤面が詰まる場合

・残り5人など、今後GJによって縄が増える可能性が低い場合

・偽予言に黒出しをされた場合

・真予言が一人で確定しており、その夜に護衛出来るのに、狩人自身が吊られそうな場合

といったケースが考えられます。


人狼側の戦略として、どうしても狩人を出してしまいたいときには騙ってくることもあります。また、例えば決戦投票時に狩人騙りをすることで、確実に1日生き延びるケースもあります。

ただし、狩人というのは襲撃されやすい役職です。
人狼が騙った場合には、生き残っている違和感が出ます。
だからこそ人狼が狩人を騙るのは諸刃の剣とも言えます。

狼と狩人は似ている?

人狼用語で「騎狼目(きろうめ)」という言葉があります。
これは「騎士(狩人)または人狼っぽい」という意味です。

人狼は次に襲撃する人には議論中あまり触れません。
もし触れるとしたら自分がその日のうちに怪しまれないために、襲撃候補の人に対して「人間っぽい」ということを言うかもしれません。

狩人も同じで次に守りたい候補を議論中から探している場合があります。
護衛成功を出したい場合は、守りたい人のことを人間っぽいと言って、護衛するという手を使う人もいます。
人狼も狩人も「次の襲撃先」への触れ方が似ていることがあるのです。

また、狩人も人狼も、なるべく処刑されたくない、かつ身分を明かしたくないので、村人よりは生存意欲の高い発言が多くなります。

そういった動きや発言をしている人物を指して「騎狼目」と言います。

狩人の動き方

さて、狩人はどのような立ち回り方が一番良いのでしょうか。
騎狼目だと疑われつつ、長生きしてGJを狙うのも良いかもしれません。

ただし、騎狼目で疑われながら生き永らえるのはかなり難しいことです。
なぜなら村人視点では、騎狼目の人が本当に狼なのか狩人なのか、それとも生存意欲の高いただの村人なのか、騎狼目のふりをしている村人なのか判別がつけにくいからです。

例えばみんなから疑われていた人が実は真狩人で疑われながらも狩人CO、そこに白く見られていた人が実は人狼で対抗狩人COした場合、ほぼほぼ真が処刑されてしまうでしょう。

狩人が処刑されることは村にとって大きな痛手となります。
ですので、狩人は無理に疑われる必要はありません

むしろ襲撃されそうなぐらい周りから信用を得ていても全く問題はありません。

なぜなら人狼陣営にとって一番怖いのは、狩人が生きているかどうかわからないことです。

もし狩人がすでに死んでいると人狼がわかっていれば、襲撃先を考えるのが簡単になります。

狩人が生きているか死んでいるかわからなければ、まだ狩人が残っている可能性を考え、護衛成功が起こることを避けて襲撃を行うでしょう。

狩人の動き方は、なるべくならCOをせずに村人として推理を展開し、生きているかわからない状態を保つのが理想です。

狩人の仕事はGJを出すことだけではありません。
人狼にGJのプレッシャーを与えることも狩人の重要な役割なのです。

そして狩人であると同時に村人の一員です。
推理をしっかりと残し、村人たちと協力して人狼を駆逐することが、一番の狩人の仕事だと、私は思います。

というわけで狩人の立ち回り方についてご紹介しました。

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