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中国ドラマ『永遠の桃花』

これを書かずして、沼落ちを語れない。画像は百度百科ページから引用です。

ドラマの情報

原題 三生三世十里桃花
監督 林玉芬
主演 司音/白浅/素素:杨幂(ヤン・ミー)、墨淵/夜華/柳照歌:赵又廷(マーク・チャオ)
現在BS12トゥエルビで7:00~放送中

感想など

三度生まれ変わっても巡り会う、超丈夫な赤い糸に結ばれた二人の物語、ラブ史劇というらしいです。

ワタクシ墨淵推し。あと連宋殿下と司命星君と。のっけから何の話かっていうと推しキャラの話よ。墨淵のおかげで華流沼に落ちたわけです。でもね、この人、最初の数話と最後の数話しか出てこないんですよ。しかも最後のほうなんて説明のためにいるだけ。うそーん。でも不憫さはマシマシで、「わー不憫不憫」「見ないであげてー」「カメラでぬかないでー」とかもはやいったい何を見ているのかわからない視聴者。不憫、好物。

主人公CPは白浅と夜華、それぞれ乱暴にまとめると
司音→白浅→素素→白浅
墨淵→夜華→柳照歌→夜華
の順番で登場します。その出会い方がうまいことつながってるんですよね。伏線らしい伏線は特に無く、すごい破綻もなく流れている。原作は時系列ではなくてドラマにするのにだいぶ変えているらしい。

白浅は九尾狐族で青丘をおさめる女帝、夜華は天(竜)族の太子どちらも高貴な神仙です。だから食べるための苦労とか生きるために必死とかそういうのないですよ。おきらくごくらく。人間界も出てくるけど、下々の世界なので苦労を味わうための修行の場でしかありません。ワタクシたちは毎日修行しておるのですね。

ラブ史劇、というとおり、白浅に初恋ベタボレした夜華が上品なのにオス感丸出しで迫ったり、身体を張ってなんかしてあげたり、とにかく愛を強く押し出してます。正直かゆい。

でもね、趙又廷の演技がよかったですね。能面のような顔なのに感情がよくわかる。それがキャラクターによく合っててね、墨淵の不憫さが増すわけですね。夜華もね←つけたし
原作では超絶美男子だそうで、本国では配役発表時大ブーイングだったそうですよ。うん、わかる。でも放送開始後に大謝罪合戦だったって。うん、わかる。俳優本人も、『演技力でカバーしようと思った』とインタビューで語っているし、ドラマの監督も納得していなくて試用期間があったとこれまた本人が裏話として語っているので、ほんといろいろ良いほうに転がってよかったな。おかげでドボンしたけど。

かゆいなんて言っているけれど、見ているからにはストーリーは気になるわけで、最後はもうちょっとなんとかならなかったかね?と思う。ハッピーエンドですよ。ですけどこの違うそうじゃない感たるや・・・このドラマをみるきっかけになった『夢幻の桃花』の主人公CPもサイドラインとして出てきたんだけど、設定がちょっと違っていたし、わがままだし、ちょっとお〇カだしうっとおしいことこの上なかった。ほとんど飛ばしてみたくらい。それ抜いて58話フルに使えばもうちょっとなんとかなったよね。

そしたら、連宋殿下とか司命星君の出番が増えたかもしれないよね。連宋殿下は天帝の三男で夜華の叔父、女たらし(らしい)で風流な独身。夜華の良き相談相手で時には熱く叱ってくれたりする。夜華の親族の中では唯一といっていいまともな人。力はあまりないのだけれど、包容力はある。御扇子でトントンされたいわあ。

書きたいことはまだいっぱいあるのだけど精魂つきはてそうなのでこのへんで。


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