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閑話 設定収集
前話
【蝶捕りの仕組み】
・手招き草で染めた布と、まじない粉を混ぜた薬茶によって、「宿主」(「浮橋屋敷」に来るお客)を眠らせ、黒蝶=悪夢を額から誘引することができる状態にする。
・深く眠った「宿主」から現れた蝶を、竹籠または蝶捕り網で捕らえる。
・捕らえた蝶は、毎朝「献上役」によって「浮橋様」へ献上される。
・「蝶捕り役」は、「新月」全員が経験する。
【「浮橋屋敷」の建物】
中心…「浮橋御殿」
「浮橋様」の住まう御殿。黒い屋根の建物。扉の向こうにいる「浮橋様」は、黒い御簾によって隠されている。
「浮橋御殿」の東…「宿主座敷」
「宿主」の黒蝶(悪夢)を取り除く部屋。一部屋一部屋に、手招き草の布が垂れ下げられている。
「浮橋御殿」の西…「植生倉」
食事に使われる野菜や果物、薬に使われる薬草を育て、保存する場所。近くには庭がある。「植生倉」では、収穫した農産物を保存している。
「浮橋御殿」の南…「役事所」
専門職の「月下」たちが働く場所。厨房や染め布工房がある。また、近くには「書庫蔵」がある。
「浮橋御殿」の北…「月下長屋」
「浮橋様」に仕える「月下」が住まう場所。風呂と便所は共同。
屋敷全体を土塀が覆っている。
【着物の色と役割】
白い着物…「新月」
いわゆる新人。「月下橙」である師匠の元につき、仕事を手伝いながらここでの生活に慣れていく。
例:氷雨、連翹、引鶴
↓「橙の試し」(全員必須)
橙の着物…「月下橙」
専門職見習い兼、「新月」の師匠役。
例:深山(「染め布役」)、葉山(同)
↓「紅の試し」(全員必須)
紅の着物…「月下紅」
経験を積んだ専門職。
例:山辻(「食事役」)、此花(「染め布役」)
↓「藍の試し」(任意)
藍の着物…「月下藍」
「浮橋様」に仕え、身の回りの世話をする者。
例:「献上役」、「警護役」
※試しを受けなければならない年次などは、特に決まっていない。
次話
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