いちばんやさしいマーケティングをめざして!/用語集(随時更新)
「いちばんやさしいマーケティング」で使った用語を掲載中(随時更新)
顧客と提供価値
顧客=自社に対価(お金)を支払ってくれる人
提供価値=自社が顧客に提供できる商品、サービス、情報等で、顧客がその価値に対して対価を支払ってくれるもの
⇒ビジネスで成功するために大切なことは、顧客が求めているものは何かを見極め、それを提供できる環境(組織etc)をつくることです。
マーケティングミックス(4P/4C 他)
マーケティングミックスは、マーケティング戦略の成果を出すためにマーケティングツールを組み合わせることです。
マーケティングツールについては4Pと4Cというフレームで整理されます。
4P=企業側視点でのフレーム
・製品(Product)
・価格(Price)
・場所(Place)
・プロモーション(Promotion)
⇒by E. J. マッカーシー(アメリカのマーケティング学者)1960年
+2P<6P理論>
- Public opinion(世論)
- Political power(政治力)
⇒by フィリップ・コトラー
+3P<7P理論>サービスマーケティング
- People(人)
- Processes(プロセス)
- Physical evidence(物的証拠)
⇒by フィリップ・コトラー
4C=消費者側視点でのフレーム
・価値(Customer Value)
・コスト(Cost)
・利便性(Convenience)
・コミュニケーション(Communication)
⇒by ロバート・ラウターボーン(アメリカの経済学者)1993年
戦略目標
KGI=(Key Goal Indicator)「経営目標達成指標」企業の経営戦略やビジネス戦略を達成するための成果(ゴール)の指標
KPI=(Key Performance Indicator)「重要業績評価指標」目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかを定量的に評価するための指標
STP
- Segmentation(セグメンテーション)市場の細分化・グループ分け
- Targeting(ターゲティング)市場の選定
- Positioning(ポジショニング)市場での位置づけ
⇒いろいろなニーズをもついろいろな人がいる中で、自分が提供できるサービスとマッチしそうな市場を選ぶためにまず市場をグループ分けすることからめます。
byフィリップ・コトラー
6R
6Rは、ターゲットを絞るときに目安とする重要な指標 です。
Realistic scale(有効な規模)、Rate of growth(成長率)、Rival(競合)、Rank(優先順位) 、Reach(到達可能性)、Response(測定可能性)の6つを指します。
「セグメンテーションを行う際の留意点」と説明されているものもありますが、いずれにおいてもSTP分析の際に使う指標という点では共通しています。
・Rank(顧客の優先順位)どのユーザーにとって優先順位が高そうか、興味をもってもらえそうか、
(ターゲットを想定した上で)そのユーザーにとって優先順位は高いか?
・Realistic Scale(市場規模)どの市場の規模が大きいか、もしくはニッチな市場をあえて狙うか
(ターゲットを想定した上で)その市場規模は大きいか、もしくはニッチで強固か?
・Reach(到達可能性)どのユーザーに到達可能か
(ターゲットを想定した上で)そのユーザーに届けられるか
・Rate of growth(成長性)市場の成長率はどうか、伸びているか、期待できるか
(ターゲットを想定した上で)その市場は成長しているか、しそうか、
・ Rival(競合状況)競合環境は厳しくないか
(ターゲットを想定した上で)その市場の競合には勝てる余地があるか
・ Response(反応の測定可能性)効果測定が可能か
(ターゲットを想定した上で)効果測定はどのように行うか、可能か
インサイト
人間の行動に作用する潜在的欲求。
「顧客インサイト」という言葉で、消費者を対象に、その購買に至らしめる潜在的欲求を指すこともあり、行動デザインや行動経済学の一環として研究されていることもあります。
いずれも共通するのは、「本人も気づいていない潜在的な欲求」という点であり、「欲求」の中でも「行動」に変化させる要因となる「潜在的な、本人も気づいていない心の奥底にある意識」と言う点です。
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