『ひとりでしにたい』(1)読了

モーニングのマンガ『ひとりでしにたい』(カレー沢 薫、ドネリー美咲 、講談社、2020年3月23日)を読んだ。読んでほしい本を紹介してもらうシリーズ第2弾である。読みやすく、すらすら読めておもしろかった。

主人公は、山口鳴海35歳、学芸員。憧れていた叔母が孤独死したことから、自らの老後について考えるようになる。よりよい老後、そして死を迎えるために、突然婚活を始めたり、老後について調べ始めたり……

そんな彼女の身近には10歳以上年下のイケメンがいる。恵まれない家庭で育って(といっても持ち家で母親は専業主婦という比較的裕福な主人公よりは貧しそうというだけ)、主人公の危機感や常識のなさにあきれながらも惹かれている。

そんなふたりが老後について、調べ、考えてゆく日常を描いたマンガ

エッセイマンガはすらすら読みやすくて、それなりに納得させられたり、考えさせられたりするものだと思うけど、本書もほんとにそんな感じで、肩肘張らず、上から目線でもなく、わかりやすく読みやすく、おもしろかった。30歳、40歳くらいで老後のことを考えるようにった人には手軽に読めて役にたちそうな本だった。

それ以上でもないし、それ以下でもないので、続きを読むのは暇ができてからになりそう。



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