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舛田光洋、宮本さおり「賢い子の「そうじ力」 そうじで身につく集中力、思考力、判断力」

・本書は、そうじ力研究家の舛田光洋氏(以下、舛田氏)と教育ジャーナリストの宮本さおり氏(以下、宮本氏)が、子育てを頑張っている親御さん、教育関係者の方々のために、「集中力・思考力・判断力」が得られる「そうじ力」の魅力ならびに実践方法が紹介された1冊。

・何かを身につけるには、集中して物事に取り組む姿勢がとても重要で、継続することが大切になる。
・能力を開花させるためには、勉強をしなければならないこともたくさんある。このとき、集中力があるとないとでは、雲泥の差が生まれる。集中力を持った子は、やはり能力を開花させやすいと言えるからだ。
・そして、集中力と先見性の2つを身につけることによって、子どもは社会で役立つ人に成長していけると著者は考える。
※子どもが幸せになる第1歩として、どう子どもにアプローチしていけばよいかについて述べられているが、詳細は本書をお読みください。

・「そうじ力」は、「部屋には住む人の心が現れる」さらに心だけでなく潜在意識さえも現れる、という考えを中心とし、そうじを実践し、部屋を整え、心を整えることで人生を好転させることができるツールである。
・「そうじ力」には、
①捨てる(捨て力)
②汚れを取る(磨き力)
③整理整頓(整え力)
というスリーステップがある。
・①では、いる物といらない物の仕分けをお子さんにしてもらう。ここでは、親御さんも一緒に手伝うが、手出し口出しは最低限であること。勝手に捨てる物も決めてはならず、必ずお子さんに決めさせる。
・舛田氏の家族の場合、上の娘さんが5歳か6歳の頃に「そうじ力」を教え始め、定期的にそうじする習慣を身につけていったとのこと。
・自分が必要なおもちゃといらないおもちゃの仕分けを何度もするうちに、仕分けのスピードが早くなり、判断力と決断力が格段に上がっていった。
・このように、「そうじをすると良いことがある」というポジティブなイメージが定着し、まるで楽しいイベントのような気分でそうじをするようになったそう。
※②(磨き力)と③(整え力)についての詳細は、本書をお読みください。

・本書は、「子どもの幸せと『そうじ力』」「判断力、集中力を高める!そうじすべき3つの場所」「自分で考える思考力を育む『子ども部屋』のそうじ」「『そうじ力』は素晴らしい"チャンス"をもたらす」「『三日坊主プログラム』で集中力が一気に高まる!」という章で構成されており、
◇「そうじ力」の概要と効果
◇「そうじ力」を実践された方の変化
◇「そうじ力」の実践で気をつけて欲しいこと
◇未来の成功を引き寄せる空間づくりとは
◇知識を育む〇〇の活用法
など、賢い子どもが育つ環境に変える「そうじ力」の方法ならびに実践例がイラスト等でわかりやすく解説した内容となっている。
※本日(5/31)発売の本です!

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