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鈴木俊隆「禅マインド ビギナーズ・マインド」

・本書は、初めて禅の修行に触れ、座禅を組むアメリカ人に向けて、誰にもわかる平易な表現で、禅のしんずいあ、悟りの世界を語った、著者の法話集。

・禅マインド=禅の師が、弟子に対して、自分自身に気づかせる言葉、言葉を超えて、自分の心とは何か、存在(ビーイング)とは何かを考えさせるために使う謎のような言葉。

・禅の修行で一番大事なこと=「二つ」にならない。禅の修行で一番難しいのは「初心者の心を持ち続ける」ということ。もし座禅を始めるのであれば、あなたの初心に感謝するということから始める。

・坐禅の姿勢で一番大事なポイント=自分の身体を自分のものにすること。自分以外のものを考えようとせず、しかるべき方法で、正しいものごとをおこなえば、仏の道につながる。

・坐禅をするときは、思考を止めようとはしないこと。止めようとするのではなく、止まるがままにさせる。心になにか起こったら、入ってこさせ、出て行かせる。

本書では、「正しい修行」(姿勢・呼吸・コントロールなど、「正しい態度」(繰り返し・正しい努力・肯定と否定など)「正しい理解」(存在の質・無を信じる・もともとの仏教など)という項目を中心に悟りの世界を語っている。
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