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望月俊孝、原邦雄「夢を現実にする最強の習慣術」

・本書は、夢を叶える「宝地図」提唱者の望月俊孝氏と、教育メソッドの「ほめ育」、数多くの夢を実現した「神メモ」の開発者である原邦雄氏のふたりのメソッド(宝地図・神メモ)を組み合わせた最強の夢実現術と習慣術を紹介した1冊。

・夢が実現する仕組みは、科学的に解明されつつある。特に重要なのは、私たちの「脳」の仕組みである。

・人が夢(未来)を描き、それを手に入れるプロセスは、!
①夢を決める
②夢の実現に必要な情報を収集する
③情報を駆使して行動する
という3つ結果が出るまで繰り返すことである。このような流れで、私たちは夢(未来)を実現している。

・ただ、脳は思い描いた夢を何でも実現させようとはしない。情報収集まではできても、実際に行動に移せないこともある。このようなブレーキがかかる理由は、「その未来はら生存すふために必要か?」を考え、「重要ではない」と判別しているから。
・脳は、私たちが生命体として安全に生きていけるかどうかを第一に考える。脳が変化を嫌うのは、安全を脅かされるから。いい変化であれ悪い変化であれ、脳は「変化」を嫌うのだ。

・私たちが夢を実現したいと思ったら、「この未来は自分にとって重要度が高くて、とても利益が大きいものなのだ」ということを、脳に説得する必要がある。あなたが描いた未来を脳が「実現すべきゴール」だと認めたときに初めてらあなたの脳はそのゴールに向けて動き出す。
・夢の実現に必要な人と出会ったりら必要な情報が目に飛び込んできたりするのは、脳が夢の実現に向けてアンテナを立てているからなのである。

宝地図について
・宝地図では、「こんな夢を実現させたい」「こんなものを手に入れたい」と思うものが見つかったら、写真やイラストなどを切り取ってコルクボードや大きな紙に貼り付ける。
・宝地図には、あなたの夢が詰め込まれている。なので、宝地図を見るたびに「夢がかなった未来の自分」を想像してワクワクするのだ。宝地図を眺めることで、例えば、「ハワイに行きたいな」と思っている今のあなたから「ハワイで楽しく過ごしている幸せな自分」にワープすることができるのだ。
・夢を具体的にビジョン化し、脳にインプットし、ワクワクする。そのワクワクする思いが、夢を実現するための原動力になる。そこに行動をプラスすれば、夢がスイスイと加速してかないだすのだ。
※宝地図の詳細については本書をご覧ください。

神メモの書き方
・1枚の紙を9つのスペースに分け、
「タスク」(3年以内・2年以内・1年以内など)「神センター」(ロマン・ソロバン・チャージ)などの項目について書いていく。
・例えば、3年後に会社を興したい」ということであれば、
□3年以内のタスク=会社設立登記をする、顧問税理士をつけるなど実際の手続きをする
□2年以内のタスク=出資者を募る
□1年以内のタスク=事業計画を固める
など、「このときまでにクリアしておくことで、スムーズに夢が実現する」という期限を設定し、タスクを振り分けること。右側の列には、もっと期限が短いタスク(6か月以内・3か月〜1か月以内・1週間〜本日)について書いていく。

・神メモのポイントは、「1枚に収める」こと。書くことが多いとらメモが2枚、3枚と増やしたくなるが、そこをあえて1枚に収めること。
・スペースが限られていると、自然に重要なものとそうでないものを脳が取捨選択する。「メモに書き切れなかったことは、今の自分には重要ではないこと」と決めること。そうすることで、タスクや良いアイデアをどこに書いたか分からなくなったり、書いたことを忘れてしまったりすることがゼロになり、夢を実現するために最も質の高い行動ができるようになる。
※神メモの詳細については、本書をご覧ください。

・本書では、「あなたの夢は、なぜかなわないのか」「夢をかなえる準備をしよう」「さあ、「宝地図」をつくってみよう」「描いた夢を落とし込もう」「「神メモ」を活用して、行動を継続していこう」「「自分ほめ」で夢の実現を加速させよう」という章で構成されており、「宝地図のつくり方」「夢の現実にするための方法」「神メモの活用方法」「夢を叶えるためにいちばん大切なこと」などやりたいことをイメージし、それをかなえるために行動する方法が紹介された内容となっている。

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