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阿部猛「年齢の事典 その時何歳?」

・本書は、日本の歴史上の人物などの著名人が、何歳でどんな偉業を成し遂げたか、など、その時の年齢を調べた1冊。

2歳
六条天皇(即位:1165)
・平清盛の全盛時代である。六条の父二条天皇は譲位後23歳で没し、摂政藤原基実も24歳で死んでしまう('66)。そして'67年2月、清盛は大政大臣になる。六条は病弱で、政務は後白川上皇が執っていた。'68年2月、皇位をおり、高倉天皇が即位する。六条天皇は、わずか13歳で没した('76)

10歳
福原愛 史上初の女子プロ卓球選手となる(1999)。大阪の小学校4年生。卓球界の天才少女といわれる。

13歳 吉永小百合 デビュー(1958)
・東京出身の俳優。TBSラジオの「赤胴鈴之助」でデビュー。翌年「朝を呼ぶ口笛で映画デビュー。'62年の「キューポラのある街」で確固たる人気を得た。中年に達しても人気は衰えず、世に"サユリスト"は多い。

15歳 羽生善治 プロの将棋棋士となる(1985)。'85年12月4段となり、中学生でプロ棋士となった(史上4人め)。82年第7回小学生名人戦で優勝し、二上直也九段の門下となっていた。

18歳 木下藤吉郎(豊臣秀吉) 織田信長に仕える(1553)。信長に仕え草履取になったという。秀吉の若い頃の経歴については不明な点が多く伝説化されている。

31歳 徳川慶喜 大政奉還(1867)。第15代の将軍。1913没。

・本書では、山口百恵、郷ひろみ、源頼朝、夏目漱石、松本清張、赤塚不二夫など、歴史の偉人から、現代の著名人1400人以上の2歳から140歳までにどのような出来事があったかについて記載された内容となっている。

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