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カサンドラ・デイズ

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離婚した元夫はたぶんASDでした。辛かったカサンドラ症候群時代のことを綴っています。
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2022年2月の記事一覧

カサンドラを取り巻く人たち

カサンドラを取り巻く人たち

(2021年2月2日 「カサンドラ・デイズ」投稿)

こんなグラフを描いてみました。
カサンドラでSNS発信をしている人の周りはおよそこんな感じではないでしょうか。

反応がいろいろすぎて気が滅入るようなときは、心の中で分類して心に疲れをためないようにしたいですね。

①「つらいね」 ~カサンドラ本人たち~
カサンドラさんたちは人に話してもなかなかわかってもらえない辛い気持ちを抱えています。この気

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肝心なところでフリーズ

肝心なところでフリーズ

(2021年1月31日 「カサンドラ・デイズ」投稿)

ASDらしいエピソードでいえば「肝心なところでフリーズしてしまう」シーンがいくつかありました。

『フリーズする』というのは、話している途中で『口を閉ざし、何も反応しなくなる様子』のこと。
そんなとき私はつい『じっくり考えてるのだろうから、考えがまとまるのを待ってあげよう』と思ってしまったのですが、このモードに入ってしまうと待たされたまま1時

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誰もいない赤信号を待つ

誰もいない赤信号を待つ

(2021年2月1日 「カサンドラ・デイズ」投稿)

元夫は未診断なのですが、ASDらしいなと思うエピソードはいくつかあります。

同棲して間もないある休みの日のこと。

その日は早朝、夫の誘いで散歩に出ることになりました。

まだ畑が多く残る田舎で、車も人も少なく、早朝ということもあって町全体が寝静まったままのような、シーンとした静かな朝でした。

横に並んで歩いていて、短い横断歩道に近づきまし

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夫がいてもシングルマザー

夫がいてもシングルマザー

(2021年2月1日 「カサンドラ・デイズ」投稿)

私も子供もなんとか元気に過ごせて、生活が回ってる間はまだいいのです。

けれど、非日常的な事態が起きて普段にもましてキャパオーバーになると、改めて元夫の、家族への無関心な行動に怒りがわきました。

このツイートの前日、小五の次男が朝から熱を出していました。

仕事がありましたが、もちろん小学生をひとり家の中に寝かせておくわけにはいきません。

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淡々と自分の生活を送る夫

淡々と自分の生活を送る夫

(2021年2月1日 「カサンドラ・デイズ」投稿)

14年続くワンオペ育児で私がヘトヘトになっていたころ元夫はといえば。

淡々と自分の生活を送っていました。

元夫の生活は春夏秋冬変わりません。

朝は誰も起きていない早い時間に起き、シャワーをあびて、ごみの日はゴミ袋の口を結んで外に出し、静かにドアをあけて出社する。

夜は、家族が寝静まった0時過ぎにカギを開けて静かに家に入り、ひとりでテレビ

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ヘトヘトでもなお動き続ける毎日

ヘトヘトでもなお動き続ける毎日

(2021年1月25日 「カサンドラ・デイズ」投稿)

これが「いち」のカサンドラ・ツイートの最初の呟きでした。
結婚15年目、私は48歳、元夫は44歳。

このころの私はとにかく体の芯までヘトヘト。
保育園時代から続くワンオペ育児で疲れを溜め込んでいました。

家はローンをかかえた持ち家です。
夫婦ともに同じ会社のフルタイム勤務で、子供はスイミングクラブの選手クラスに通う中学二年生の長男と、ゲー

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